もっと聞きたい！子育て経験のある警察官の声（採用年／採用区分／現担当）

 

• 　平成22年／Ⅰ類男性／警察署・警務課
• 　平成23年／Ⅰ類女性／警察署・地域課

 

　平成22年／Ⅰ類男性／警察署・警務課

―　警察官を目指したきっかけ（動機）と、その時期を教えてください。

　大学三年生の時に、コンビニエンスストアでアルバイト中、常連客との雑談の中で、就職活動中であることを話したところ、警察官という職業の魅力や業務説明をされ、興味が湧き、受験しました。

 

―　「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか？

　人から頼りにされ、感謝される仕事という認識があり、やりがいを感じられると思ったことと、福利厚生面が充実しているためです。

 

―　学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき！と思うことを教えてください。

　大学生時代に力を入れていたことは、『ＤＶと刑法の関係性』というテーマで行っていた卒業研究でした。ＤＶ事案を取り扱うことも多いため、学生時代の研究が仕事に生かされていると思います。

　また、警察官は被疑者・被害者・協力者等様々な立場の人と、円滑にコミュニケーションをとることが大事だと感じています。接客業のアルバイトを長くしており、対話能力が自然と身に付いたので、そのような経験をしておくのも良いと思います。

 

―　警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか？

　警察官という職業柄、現場において、厳しい対応が必要なこともあると思いますが、それはあくまでも仕事上の話です。仕事以外の部分では、同僚と雑談をしたり、冗談を言い合ったりすることが出来る職場です。上司も相談し易く、仕事も助けてくれるので、人間関係で苦労した経験はありません。

 

―　仕事とプライベートの両立ってできますか？休みの日の過ごし方は何ですか？具体的に教えてください。

　休日は、６歳になる長男と二人で遊びに出掛けたりして過ごしています。長男が仮面ライダー等のヒーローが大好きなので、関東圏内のデパート等で開催されているヒーローショーの予定を調べ、各地を巡っています。ヒーローショーが開催されていない時は、公園やテーマパークに遊びに出掛けています。

 

―　警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

　人から感謝されることが最大のやりがいだと思います。

　長男が「将来はお父さんと同じ警察官になりたい」と話してくれているので、これからも活き活きと働いている私の姿を見せ、物心がついても変わらず警察官に憧れを持ってもらうことが今の目標です。

 

―　育休等の制度はありますか？取りにくい雰囲気だったりしませんか？

　現在、警察署の警務課で勤務しており、育休を取得している職員から話を聞く機会がありますが、皆さん口を揃えて「育休を取得してよかった」と話しています。

　組織全体で育休取得を推進しており、育児休業支援要員の派遣制度もあるため、育休を取りにくい雰囲気はありません。

　また、子どもの幼稚園の行事参加のための休暇等も快く承認してもらえ、子育て支援は充実していると思います。

 

―　育児と仕事、どのように両立させていますか？

　平日の仕事が終わってからは、どうしても協力出来ないことが多く、妻に頼りきりになってしまってしまう面もありますが、早く帰宅出来た時には、子どものお風呂や寝かしつけを行ったり、洗濯物を畳む等の簡単な家事は行うようにしています。

　休日は子どもに付きっきりで、遊び相手や勉強を教える等しており、妻に一人でゆっくり出来る時間を作れるように心掛けています。

 

　―　警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

　私自身、警察官になる前は「厳しい・休みが無い」というイメージがあり、不安に感じていましたが、実際に警察官になってみると、そのようなことは無く、公私ともに充実した時間を過ごすことが出来ています。

　イメージだけで敬遠するのは勿体ないので、積極的に説明会等に参加し、不安を解消した上で警察官採用試験を受験してもらいたいと思います。

 

　平成23年／Ⅰ類女性／警察署・地域課

―　警察官を目指したきっかけ（動機）と、その時期を教えてください。

　小さいころから身近にいた『交番のおまわりさん』への憧れもあり、高校入学後、進路を考えたときに警察官になりたいという気持ちが大きくなっていきました。

 

―　「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか？

　幅広い仕事を１人でできるところです。

　埼玉県警察の警察官は１人当たりの人口負担率が大きい一方で、交番勤務であっても鑑識作業をする等幅広い分野の仕事ができる場所が多いところが魅力的だと感じました。

 

―　学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき！と思うことを教えてください。

　学生時代は部活動に力を入れてチームワークの大切さを学んだことで、現在もチームで協力して事件解決に挑む姿勢につながっていると思います。

　自分のために使える時間のある学生時代に、いろいろな場所に行き、様々な人に会って見識を広げることは大切なことだと思いますし、どの仕事に就いてもその経験は生きると思います。

 

―　警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか？

　有事の際は、危険を伴う任務を担う分、厳しいこともあると思いますが、普段は和気あいあいとした雰囲気の中で仕事をしています。

 

―　仕事とプライベートの両立ってできますか？休みの日の過ごし方は何ですか？具体的に教えてください。

　できます。平日は子供の送迎と仕事と家事で忙しいですが、休日は平日できなかった分の家事をまとめてやります。休日の晴れた日は子供たちと外遊びをして体を動かし、自分のストレス発散もしています。

 

―　警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

　人の力になれたときにやりがいを感じます。悪い者を捕まえて困った人を助けられるような仕事に携わりながら、これからも家庭と仕事の両立を目指して頑張ります。

 

―　育休等の制度はありますか？取りにくい雰囲気だったりしませんか？

　部分休業を１日１時間半取得しています。帰宅時間になると、周りの職員の方が帰宅を促してくれ、助かっています。

 

―　育児と仕事、どのように両立させていますか？

　家に帰ってやることがとても多いですが、子供の気分を上げてお手伝いをしてもらいながらやっています。

　近隣に住む両親からの手助けも大変助かっています。

 

　―　警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

　女性は特にライフステージが変わるごとに負担も不安も大きくなると思いますが、埼玉県警察は育児に関する制度が充実していますし、育児をしながら働くお母さんの先輩方も身近に多くいるので相談しながら安心して仕事ができると思います。