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更新日:2020年7月28日
平成30年採用
埼玉県出身
日本体育大学 体育学部 卒
巡査
現担当:警察署/看守勤務
― 今までの経歴と、現在の仕事内容を教えてください
卒業配置先の警察署で、交番勤務を経て、現在は留置管理課で看守業務を担当しています。
― 警察官を志した理由を教えてください
私が警察官を志したのは、就職を考え始めた大学3年生の時です。
それまで、就職についてあまり考えておらず、部活動ばかりやっていました。小学1年生の時に空手道を始め、中学では剣道部に所属し、高校・大学は空手道部に所属していました。
就職を考えたとき、「今まで学んできた武道を生かせる仕事がしたい」と考え、1番に頭に浮かんだのが警察官でした。そこから警察官について調べ、かっこいい、自分も誰かの役に立ちたいと思い、志そうと思いました。
― 他の都道府県警ではなく、
埼玉県警を選んだ理由は?
私は都内の大学に通っていたので、最初は警視庁を受験しようと思っていました。
しかし、これから先長く働いていくことを考えた時、実家が近い方が家族への心配もかけずに済み、土地勘もある埼玉県のほうが働きやすいのではないかと考え、埼玉県警を受験することに決めました。
― 採用試験が不安です。
教養(一次)試験の勉強方法を教えてください
私はまず、試験対策の教養本を本屋さんで購入しました。
その本を一通り勉強した後、自分の苦手な科目を中心に勉強しました。特に数的処理が苦手で、何度勉強しても不安でいっぱいでした。でも、繰り返し読んでいると、問題の共通点が見えてきて、解けるようになります。
不安になったら、繰り返し問題を読んでみてください。
― 面接対策はどうしましたか?
集団討論の対策も教えてください
面接官が求める人材について考えてみてください。
私はまず、自分が思う「理想の警察官像」を考えました。
私は「明るく元気で、ハキハキ話し、自信のある警察官が交番にいたら安心だな」と思いました。その理想の警察官像こそが、まさに面接官が求めている人材なのではないかと思います。
ぜひ、自分なりの理想の警察官像を考えてみてください。
集団討論は、議題に対してメリットとデメリットの両面から考えて話を進めていくことが大切だと思います。デメリットも言う勇気をもって、積極的に話してみてください。
― 警察学校での生活、
やはり厳しくて大変でしたか?
警察学校の卒業文集を読み返してみたら、「クラスのみんな、教官方がいてくれたから乗り越えることができました。」と書いてありました。
思い返すと、入校当初は走るのも最後の方で、勉強も全くついていけませんでした。
でも、同期みんなで声を出して走ったり、一生懸命勉強した日々は、かけがえのない特別な時間でした。
学校生活は、厳しくないとは言えませんが、最高な同期と出会える場所です。
― 警察って怖い上司がいっぱいいそう。
嫌になりませんか?
まだ警察学校を卒業して1年半ですが、私の周りは優しい上司、先輩ばかりです。
悩んだ時、私生活のことも相談できる先輩もいます。
仕事で迷った時は、1人で考えず、上司と話して対処していくことがほとんどなので、分からないことは自分から上司に聞きに行ったり、積極的な姿勢でいれば必ず教えてくれます。
― ずばり、今後の目標を聞かせてください
今の目標は、事件・事故から子どもたちを守ることです。
近年、子どもたちの犯罪被害や、交通事故が多発しています。
小学校や中学校を回って、安全教育などの取り組みに携わりたいと思っています。
また、警察学校で逮捕術を教えたいとも思っています。
三交替勤務なので、明け(非番)と指定休で十分に体を休めることができます。
明けは疲れて寝てしまうことが多いですが、その分指定休は、友達と遊んだり、実家に帰省して家族に会ったりとプライベートを充実させています。
また、寮生活なので同期といつでも会うことができ、部屋で集って話をしたりできます。
趣味が、アイドル・バンドのライブに行くことなので、休みの日に合わせてライブに行ったりもします。
受験や警察学校での生活など、不安に思うことがたくさんあると思います。
私もすごく不安でしたが、振り返ると「頑張ってきてよかったな」と思えます。
これから先、一緒に働けるのを楽しみにしています。
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