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更新日:2020年7月28日
平成18年採用
埼玉県出身
青山学院大学 法学部 卒
警部補
現担当:生活安全部/人身安全対策課 企画係長
― 今までの経歴と、現在の仕事内容を教えてください
警察署での交番勤務から始まり、希望していた刑事課で盗犯係などを経験しました。その後、刑事課での暴力団捜査や生活安全課でのストーカー・DVの相談受理、少年事件の捜査を担当し、現在はストーカー・DVなどの人身安全関連事案に関する業務を担当しています。
― 警察官を志した理由を教えてください
大学では、刑法のゼミに所属して裁判を傍聴するなどしたことで、刑事司法に興味を持ちました。そうした中で、「警察で捜査がしてみたい」と思ったことと、「人の役に立つ仕事がしたい」と思ったことが、警察官を志した理由です。
― ここが他の都道府県警と違う!
埼玉県警で働く魅力とは?
「仕事の幅が広がるところ」です。
とても幅が広い警察業務ですが、その全てが「安全で安心して暮らせるまちづくり」のために欠かすことができません。
埼玉県は人口も多く、限られた数の県警職員が協力し合わなければ効果的な活動が難しいため、未経験分野の仕事を担当することもあります。私も刑事課や生活安全課など異なる分野を経験したことで、多角的な見方や新たな発見があり、仕事の幅が広がって成長することができました。
― どんな時にやりがいを感じますか?
罪を逃れようとする相手に対して、それを覆すための証拠を集め、事件を解決できた時はやりがいを感じます。そして、その相手が更生をしてくれた時には、さらにやりがいを感じます。
― 警察ってお堅いイメージが・・・
職場はどんな雰囲気ですか?
警察の仕事は、絶対に1人ではできません。報告、連絡、相談など職場の上司、同僚、部下とのコミュニケーションがとても大事なので、明るい雰囲気の中、分からないことがあれば気軽に相談できる環境です。また、そうなるように意識しています。
― 警察官になって、苦労したことはありますか?
盗犯係をしている時の「張り込み捜査」に苦労しました。
いつ事件が発生するか分からない中、長時間、集中力や緊張感を維持しなければいけないので、まさに自分との闘いでした。
― 毎日お忙しいと思いますが、
プライベートが疎かになったりしませんか?
警察も、仕事と余暇(育児)の両立に力を入れているので、夏休みには家族旅行に行ったり、子供の学校行事に参加できたり、プライベートが疎かになることはありませんので安心してください。
― ご自身の中で大切にしていることや、
「座右の銘」などがあれば教えてください
学生時代にお世話になった先生から、「警察は何に対して寛容であり、何に対して積極果敢に挑まなければいけないのか、時代の流れに応じて自分で考え、徹底した市民のための警察官でいてください。」とのお言葉をいただきました。何か迷った時には、この言葉を思い出すようにしています。
― ずばり、今後の目標を聞かせてください
卒業配置から10年以上が経過し、ある程度警察の仕事が把握できるようになったので、色々なアイデアを出して、より一層警察組織を強化させたり、効率化を図っていくこと、後輩を育成していくことが今後の目標です。
妻、長男、二男の4人で公園に遊びに行ったりしています。子供はあっという間に大きくなってしまうので、特に小さいうちは家族との時間を大切にしたいと思っています。
警察が民間企業と違うのは、利益を求めず真実を求めるところです。
仕事が嫌になったり大変な思いをする日もありますが、「この仕事を選んで良かった」と思える日は必ずきます。
そんな日のために一緒にがんばりましょう。
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