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更新日:2024年3月19日

特別採用警察官の声

特別採用2

 

 

プロフィール

採用年:令和2年  採用区分:国際捜査Ⅰ類
武蔵野大学 卒

巡査

現担当:県警本部/刑事総務課

 

Q&A

― 警察官を目指したきっかけ(動機)と、その時期を教えてください。

 もともと大学で専攻していた中国語を使って仕事がしたいと考えていました。当時は、ホテルや航空業界の仕事に興味を持っており、公務員(警察官)は正直選択肢にはありませんでしたが、就職活動を続けていくうちに、「語学を活かして、人のために役に立ちたい」と思うようになりました。大学3年生の冬、大学で案内された埼玉県警通訳センターの就職セミナーに参加し、そこで警察官という仕事が、語学を生かせて、人のために役立てるやりがいのある仕事だということや、埼玉県警には外国語の特別採用枠があるということを知り、警察官を目指すようになりました。

 

― 「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか?

 埼玉県が地元だったということもありますが、埼玉県警の特別採用枠の試験は公務員試験によくある一般教養試験がなく、代わりに外国語の筆記試験で受験することができたため、直前で受験を決めた私でも対応できたのが大きな理由です。

 

― 学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき!と思うことを教えてください。

 専攻していた中国語を上達させることに力を入れていました。中国に留学したり、留学生と交流したり、色々なコミュニティに参加したりして多くの中国人と交流しました。

 長期の海外生活は社会人になってからではなかなかできないと思いますし、異文化での経験は、警察官として外国人と接する時にも役に立っています。

 

― 警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか?

 警察官の仕事は、時に厳しく、筋を曲げない強い気持ちが必要ですので、お堅い、厳しいイメージがあるのかもしれませんが、実際に勤務してみると、真面目な人、冗談好きな人、アウトドアな人等、一人一人がとても人間味のある人たちです。

 職場も、やる時はやる、力を抜く時は抜くといったメリハリのある雰囲気でとても活気があります。

 

特別採用22

 

― 仕事とプライベートの両立ってできますか?休みの日の過ごし方は何ですか?具体的に教えてください。

 どうしても突発的な事案や大きな事件等に対応しなければならない時があり、そういう時は時間外や休日に出勤することもあります。ただし、そういう時は別の日に振替休日を取得しています。年次休暇も個人の取得日数を管理することで取得を促す工夫もされています。

 休みの日は警察学校の同期と食事や買い物に行ったり、中国語の勉強をしたりして過ごしています。夏休みや正月休みを使って、台湾やタイ、ベトナム等の東南アジアに海外旅行に行く同僚もいます。

 

― 警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

 困っている人を助けた際に「ありがとう」と感謝していただいた時にとてもやりがいを感じます。また、私は中国語の通訳官ですが、通訳官の人数は県警職員の1%ほどですので、自分にしかできない役割を通じて組織や社会の役に立っていると実感できた時に特にやりがいを感じます。

 将来は、語学と捜査の二刀流の警察官を目指し、また留学経験を活かして在外公館勤務に就くことも目標です。

 

― 特別採用だと他の警察官と仕事内容が違うのですか?

 同じ警察官なので、交番などで110番への対応や事件捜査をすることはあります。

 ただし、外国語の特別採用は採用直後から特別な育成プログラムが組まれているので、採用後は語学等の教養機会が付与されたり、通訳センターを始めとする語学の活用頻度が高い部署に優先的に配置される点が特徴です。他の警察官と比較して、通訳や翻訳といった語学を使った業務の比重が大きい点が違いです。

 

― 特別採用ならではの経験などがあれば教えてください。

 採用後の早い段階から通訳官として仕事をする機会が与えられるので、採用後間もない時期にまだ同期生が経験できないような大きな事案や、様々な現場に携わることができました。自分の経験知識をどんどん培うことができる点が特別採用ならではの強みだと思います。

 

 ― 警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

 この試験区分での受験を考える上で、最初は「仕事で語学を生かしたいけど、警察官ってどうなのかな。体力面で不安だし、危なくないかな。」というところからスタートする人が多いと思います。私もそうでしたが、就職セミナー等で現役の職員と話をする中でそうした不安よりもこの仕事のやりがいが勝り、特別採用の警察官を目指すようになりました(実際、体力はあとからついてきます。)。

 これまで中国語以外にも、ベトナム語やトルコ語等、いろいろな言語の採用募集がありました。「語学を使って人の役に立ちたい!」という強い思いがある方、ぜひ一緒に働きましょう。

 

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情報発信元

警務課採用センター