もっと聞きたい！転職経験のある警察官の声（採用年／採用区分／現担当）

 

• 　令和２年／Ⅰ類女性／交通部・交通機動隊
• 　令和４年／Ⅰ類男性／警察署・交番勤務

 

　令和２年／Ⅰ類女性／交通部・交通機動隊　【埼玉県警察カラーガードから転職】

―　警察官を目指したきっかけ（動機）と、その時期を教えてください。

　「困っている人の力になりたい」という思いから警察官を目指しました。当時、採用センターの方に「その思いが一番大事だよ」と背中を押しもらえたのも大きかったと思います。

　初めは教師と迷っていましたが、大学で教職課程を履修する中で、子供たちが安心して育つには取り巻く環境がとても重要だと感じ、良い環境をつくるために治安の維持に当たっている警察官になりたいと決意しました。

 

―　「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか？

　生まれも育ちも埼玉県だったので、地元に貢献したいという思いと、埼玉県警は他県に比べ忙しいと聞いていましたが幅広い業務に携われ、力を付けていけると思い、埼玉県の警察官を第一志望にしました。

 

―　学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき！と思うことを教えてください。

　学生時代に力を入れていたことは部活動です。大学四年間をかけて達成したい大きな目標と、毎年達成したい小さな目標を設定し、取り組んでいました。

　目標を掲げてそれに向けて努力することは警察官になっても必要な姿勢だと感じています。仮に達成できなかったとしてもその過程で得られることは多いので、何でもいいので目標をもって行動することをお勧めします。

 

―　警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか？

　交通機動隊の仕事は一歩間違えれば大事故に繋がることから、訓練など厳しい場面もありますが、厳しいだけでなく、やるときはやる、楽しむときは楽しむといったメリハリのある雰囲気があります。

　多種多様な採用セミナーや警察署見学などに行ってみた方が聞くだけよりも雰囲気を感じられると思います。交通機動隊の採用セミナーもあるので実際に肌で感じてもらえたらと思います。

 

―　仕事とプライベートの両立ってできますか？休みの日の過ごし方は何ですか？具体的に教えてください。

　両立できます。休みがないというイメージがあるかもしれませんが、ワークライフバランスの推進により積極的に休みをとろうという雰囲気があります。他の勤務員の休みの兼ね合いもありますが、取りたい日に休みを取ることができます。

　休みの日は自家用車でドライブに行ったり、趣味の舞台鑑賞に行ったりして、リフレッシュしています。

 

―　警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

　警察官は年齢、性別、国籍など関係なく、様々な人たちと接します。不安や困り事を解決でき、「ありがとう」と言われた時にやりがいを感じます。

　親しみやすい警察官になることをずっと目標にしてきたので、親切丁寧に、相手に寄り添った対応となるようにこれからも心掛けていきます。

 

―　なぜ転職を決意しましたか？前職と比較して埼玉県警の魅力とは？

　元々警察官を目指していましたが、埼玉県警察音楽隊のカラーガードの仕事を通じて県民の埼玉県警に対する期待や要望、県民の意識の高さなどを知れた経験を現場で生かすべきだと思ったから転職を決意しました。

　困っている人に直接手を差し伸べられるのは警察官としての魅力だと常々感じています。

 

―　新卒採用の職員と「差」を感じるなどでメリットはありましたか？

　警察学校時代に体力の差を感じました。当時は駆け足など皆から後れを取ってしまうことも多々ありましたが、そこは同期に支えられ励まし合いながら乗り切りました。

　みんながみんな新卒というわけではないので「新卒じゃないから…」と思う必要はないと思います。

 

　―　警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

　転職して警察官を目指すのは決して遅いことではないと思っています。前職があるからこそ生かせることがあるのでそれを自分の強みだと思ってもらいたいです。仕事をしながらの試験対策など大変なことも少なくないですが、私みたいな経歴の者もいるのだと誰かの励みになれれば幸いです。これに目を通してくださった方といつか一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。頑張ってください。

　令和４年／Ⅰ類男性／警察署・交番勤務　【製造・販売業から転職】

―　警察官を目指したきっかけ（動機）と、その時期を教えてください。

　コロナ禍で前職を続けていくことに不安を覚え、一念発起して転職活動を始めました。

　警察官を志した理由としては、自分のためではなく人のために仕事をしてみたい、全く新しいことに挑戦してみたいという気持ちがあったためです。転職活動を始めた年に埼玉県警の受験資格年齢の上限が引きあがり、最初で最後のチャンスだったので迷わず応募しました。

 

―　「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか？

　ずばり年齢です。受験資格年齢上限が３５歳未満までという警察官採用試験は少なかったからです。

　また、群馬県出身ですが、学生時代に草加市に住んでいたこともあり、埼玉県に愛着がありました。

 

―　学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき！と思うことを教えてください。

　ずいぶん前のことでうろ覚えですが、学生時代はサークル活動を頑張っていました。そこで気遣いやコミュニケーション能力を磨けたと思います。

　学生の方々にはいろいろな方と積極的に接し、コミュニケーション能力を磨いていただければと思います。

 

―　警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか？

　まじめで熱い方が多い職場です。危険と隣り合わせなところもある仕事ですので厳しい場面はもちろんありますが、職員同士の協力が不可欠ですので、職員同士は仲良く楽しく職務に従事しています。

 

―　仕事とプライベートの両立ってできますか？休みの日の過ごし方は何ですか？具体的に教えてください。

　現在、警察署地域課にいますが、休みは十分とれています。プライベートの時間も十分確保できています。余暇の使い方はその人次第だと思いますが、私は軽い運動を必ずするようにしています。

 

―　警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

　楽な仕事ではないですが、日々新しい発見や経験したことのないことが起こり、刺激的です。今後の目標としては、警察署地域課の仕事を頑張り、早く刑事課や生活安全課等の内勤に入ることです。

 

―　なぜ転職を決意しましたか？前職と比較して埼玉県警の魅力とは？

　経済的に厳しい状況だったので転職を決意しました。前職よりも身体的にはハードですが、お休みも多いですし、待遇もよくなり安心して働けるようになりました。

 

―　新卒採用の職員と「差」を感じるなどデメリットはありましたか？

　体力的には若い職員になかなか勝てませんが、それ以外の部分は自分がどう向き合うかだと考えていますので、デメリットはあまり感じません。働ける時間が同期より大分短いのでその分の焦りは多少あります。

 

　―　警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

　楽な仕事ではありませんが、やりがいのある仕事です。年齢が高くても元気があればなんとかなりますので、あきらめずに警察官を目指してみてください！