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更新日:2024年3月19日
採用年:平成30年 採用区分:サイバー犯罪捜査Ⅰ類
国立大学大学院 卒
巡査
現担当:県警本部/サイバー捜査課
― 警察官を目指したきっかけ(動機)と、その時期を教えてください。
大学で情報技術の勉強をしており、卒業後は勉強したことが活用できる職業に就きたいと考えていました。
就職活動では民間企業のシステムエンジニアと考えていましたが、警察官の採用枠に「サイバー犯罪捜査Ⅰ類」があることを知り、私にとって希望する進路に合致すると思い、サイバー犯罪捜査専門の警察官を目指しました。
― 「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか?
就職活動をしていたとき、埼玉県警察に特別採用枠があることを大学の先生に教えてもらいました。当時、私は関東圏で働くことを考えていたのでちょうど良いと思いました。
― 学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき!と思うことを教えてください。
大学院生だったころ、ビットコインなどの仮想通貨が世界的に人気になっていて、深く知りたいと勉強した知識は、現在の仕事でも役に立っています。
学生時代にやっておくべきだと思うことは、資格の取得があります。IPAが実施している基本情報処理技術者試験など、資格のための勉強をすることで、サイバー犯罪捜査のための専門知識の基礎を身につけることができ、特別採用への応募資格を得ることもできます。
― 警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか?
私たちがどのように仕事を進めるかによって埼玉県の治安に影響してくるので、仕事に対して緊張感を持って取り組んでいます。
一方で、趣味の話や仕事の進め方の相談を気兼ねなくすることができるので、話しやすい雰囲気のある職場だと思います。
― 仕事とプライベートの両立ってできますか?休みの日の過ごし方は何ですか?具体的に教えてください。
両立できています。警察学校や交番、サイバー犯罪捜査等に従事しているときは、休息を取ることはもちろん、自分が勉強したいことを勉強する時間も確保することができました。
以前、バイクを所有していたときは、職場の同僚と一緒にツーリングをしたこともあります。最近では、秋葉原に行って電気製品を探したり、関東近辺をドライブしたりしています。
― 警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。
それぞれの努力がそのまま成果に反映されるところにやりがいを感じます。サイバー犯罪捜査やデータ解析で事件の証拠を発見できれば、被害者の救済や事件の解明に繋げることができます。
今後は、より広い視野を持ってサイバー犯罪捜査を行えるようにするため、昇任して巡査部長になることを目指しています。また、今後もサイバー犯罪捜査やデータ解析の経験を積むことで、サイバー犯罪捜査官としての技能を向上したいと思います。
― 特別採用だと他の警察官と仕事内容が違うのですか?
情報技術に関係する仕事をずっと続けるという点では、他の警察官とは異なります。
実際に行う仕事の内容としては、サイバー犯罪捜査や証拠品のデータ解析などがあります。これらの仕事は他の警察官も従事しているので協力して仕事ができ、仕事でわからないことがあったときは他の警察官と相談することができます。また、上司と相談した上で独自の解析方法を使うこともできます。
― 特別採用ならではの経験などがあれば教えてください。
サイバー犯罪捜査のため、近畿や九州へ出張したことがありました。サイバー犯罪の関係者が埼玉県から遠い場所に住んでいるとしても、犯罪の捜査のためには現地に行って事件との関係を調べる必要があるからです。
― 警察官を目指す方へメッセージをお願いします。
皆さんが勉強した情報技術の知識をサイバー犯罪捜査に活用することで、インターネットに支えられている社会の治安を守ることができます。ぜひ一緒に働きましょう。
情報発信元
警務課採用センター
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