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更新日:2024年3月19日
採用年:平成26年 採用区分:Ⅰ類
私立大学 卒
警部補
現担当:警察署/生活安全課
元 IT企業勤務
― 警察官を目指したきっかけ(動機)と、その時期を教えてください。
大学を卒業後、IT会社に勤めており、営業職をしたり、新しいサービスを企画する仕事をしていました。その仕事にやりがいはありましたが、何か違和感を感じながら仕事をしていました。
社会人3年目の時、警察官採用試験のパンフレットを見て、その違和感の正体に気が付きました。私は、会社のためではなく、人のために仕事をし、その人達の笑顔を身近に感じる場所で仕事がしたかったのだと気が付いたことをきっかけに警察官を目指しました。
― 「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか?
生まれ育った県であり、採用パンフレットも埼玉県警のものだったからです。
前職の時は朝5時に起きて出勤し、帰宅も早くて午後10時過ぎで採用試験の勉強をする時間がほとんどなかったため、埼玉県警以外を受験することは考えていませんでした。
― 学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき!と思うことを教えてください。
ボランティア活動を積極的にやっていました。小学生と一緒に4泊5日で100㎞を歩く活動や障害を持つ児童が通う学童保育で保育活動をしたり、フィリピンのマニラで孤児院に行き、子供たちと遊んだり、スモーキーマウンテンと呼ばれるところで美化活動をしました。
ボランティア活動を通じ、自分の仕事に対する価値観の礎ができ、この経験があったからこそ警察官を目指そうと思いました。
― 警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか?
仕事はメリハリが大切だと思います。
突発事案が入った際にはそれに集中して仕事をし、そうでなければ和気あいあいと話し合い、相談し合いながら楽しく仕事をしております。
― 仕事とプライベートの両立ってできますか?休みの日の過ごし方は何ですか?具体的に教えてください。
県警全体でワークライフバランスに取り組んでおり、公私ともに充実しております。
休日は、朝起きてからランニングをして、娘が起きてきてからは娘と散歩に出かけたり、公園に遊びに行ったりしています。時折、奮発して遊園地などに行ったりします。
― 警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。
盗撮事件を対応した際、被害者やその家族から、「事件の担当があなたでよかったです。」と言われたことや、DVの被害に悩んでいた方から「相談聞いてもらえて救われました。」と言われ、やりがいを感じました。
今後も、被害者や相談者に少しでも寄り添えるような警察官を目標に邁進したいです。
― なぜ転職を決意しましたか?前職と比較して埼玉県警察の魅力とは?
前職は会社のために仕事をして、会社に利益をもたらし、その対価として給料を受け取ることに違和感がありました。その違和感を抱えたまま仕事をしていた時に、たまたま警察官の採用パンフレットを見て、人のために仕事をして生活をしたいと思い、採用試験を受けようと決意し、晴れて合格したため転職をしました。
営利企業で仕事をするよりも、生まれ育った場所で、その人たちのために仕事ができるのは警察だけだと魅力に感じております。
― 新卒採用の職員と「差」を感じるなどデメリットはありましたか?
一般の会社に勤めていたからこそ、警察に採用された時から他の職員よりも社会人マナー等を知っていたため、再就職をデメリットとは感じず、むしろ一般の会社を経て警察官になって良かったと思いました。
― 警察官を目指す方へメッセージをお願いします。
警察の仕事は、決して人間の綺麗な面だけを見られるものではありません。ただ、そういう仕事だからこそ、人から本当の意味で感謝をされる仕事です。そういう仕事は警察官という職業以外にないと思いますし、これが本当にやりがいのある仕事だと思います。
一緒に仕事をすることを楽しみにしております。
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