もっと聞きたい！特別採用警察官の声（採用年／採用区分／現担当）

 

• 　令和５年／武道・体育指導Ⅰ類（剣道）／警察署・交番勤務
• 　平成22年／武道・体育指導Ⅰ類（剣道）／警察学校

 

　令和５年／武道・体育指導Ⅰ類（剣道）／警察署・交番勤務

―　警察官を目指したきっかけ（動機）と、その時期を教えてください。

　警察官を目指し始めたのは、高校1年生の頃です。警察官か教員かで悩んでいましたが、８歳上の兄が警察官になり、そんな兄の姿を見ていて警察に魅力を感じ、警察官を目指しました。

 

―　「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか？

　大学の先輩が誘ってくれたことがきっかけです。そこから埼玉県警のことを調べはじめ、警察官1人当たりに対する人口負担率が全国１位で警察官としてのスキルが他県の警察よりも身に着くと思い、警察官になるなら埼玉だと決めました。

 

―　学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき！と思うことを教えてください。

　小学１年生の時から現在まで剣道を続けています。何か一生懸命に取組めることを見つけ、没頭することが大切で、そんな時間と経験は自分の中で一生の宝になると思います。是非夢中になれることを見つけて欲しいです。

 

―　警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか？

　先輩方や上司が笑顔でコミュニケーションを取ってくれるので、とても居心地のいい雰囲気です。また、分からないことがあって質問をしても優しく丁寧に教えてもらえます。皆さんが想像しているイメージとは違いとても良い雰囲気です。

 

―　仕事とプライベートの両立ってできますか？休みの日の過ごし方は何ですか？具体的に教えてください。

　現在、私は警察署地域課で勤務していますが両立はできています。休日には、同期と食事や温泉に行ったりして心と体をリフレッシュしています。また、剣道やランニングをやったりなど適度な運動も積極的に行っています。

 

―　警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

　市民の方からの「ありがとう」という言葉がやりがいです。私は武道の特別採用なので、今後の目標は、大会で結果を残して埼玉県警に恩返しすることです。

 

―　特別採用だと他の警察官と仕事内容が違うのですか？

　変わりません。警察学校入校時から警察署に卒業配置された現在までで、他の同期と仕事内容が違うということはありません。一般の採用枠の警察官と一緒に仕事をします。

 

―　特別採用ならではの経験などがあれば教えてください。

　現在はまだありませんが、今後は特別強化訓練員への指定を目指していきたいと思います。

 

　―　警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

　警察官は、職種の幅が広く、様々な経験ができます。少しでも警察官という職業が気になった人はぜひ受験してみてください。

　平成22年／武道・体育指導Ⅰ類（剣道）／警察学校

―　警察官を目指したきっかけ（動機）と、その時期を教えてください。

　小学校２年生から続けている剣道を、剣道界最高峰の選手のいる環境(埼玉県警察)で更に極め、強い警察官になって県民の方々の役に立ちたいと思い、大学４年時に武道・体育指導Ⅰ類の特別採用枠で受験することを決意しました。

 

―　「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか？

　高校2年時に剣道競技で埼玉国体に出場した際、多くの県民の方々の応援が力になったことが決め手となり、次は自分が埼玉県に恩返しできることがあればしたいと思い、埼玉県警への就職を決めました。

 

―　学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき！と思うことを教えてください。

　大学時代は剣道部に所属し、寮生活をしながら剣道に打ち込む日々を送っていました。

　学生時代は失敗を恐れず、自らが興味のあることに積極的にチャレンジしてください。学生時代の経験が今後の糧となります。

 

―　警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか？

　職場は、日頃から職員間のコミュニケーションがよく取れており、より良い埼玉県警になるように一致団結して仕事に取り組んでいます。

 

―　仕事とプライベートの両立ってできますか？休みの日の過ごし方は何ですか？具体的に教えてください。

　二児の母であり子育て真っ只中です。限られた時間の中でも目の前のことにフォーカスを当てて過ごすことで両立できると思います。休日は、一日中子供と公園などで遊ぶ日もあれば、夫の協力を得て剣道の稽古、ヨガや読書など自分の好きな時間を確保することでリフレッシュできています。

 

―　警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

　警察官は県民の方々の安全安心を守る仕事であり、困っている人を助けられたときはとても嬉しくやりがいを感じます。

　今後の目標は、昇任して仕事の幅を広げることと、母親としてイキイキと働いている姿を子供達に見せることです。

 

―　特別採用だと他の警察官と仕事内容が違うのですか？

　警察学校、交番勤務等での採用時教養を経て機動隊へ配属されます。機動隊では特別強化訓練員として各種大会に向けて訓練することになりますが、大規模な警備等があれば他の機動隊員と同様に出動することもあります。特別強化訓練員解除後は、警察学校や県警本部で武道の指導をしたり、一般採用の警察官同様に警察署等で勤務することもあります。

 

―　特別採用ならではの経験などがあれば教えてください。

　剣道の特別強化訓練員として約５年間訓練に専念させてもらいました。その間、警察選手権、全日本選手権や国体に出場しました。一つのことを突き詰め、打ち込んだ経験は武道の技術向上のみならず、精神的にも強くなったと思います。その経験がその後の仕事や子育てに生かされていると感じます。

 

　―　警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

　今現在、どの分野をやりたいか決まっていなくても大丈夫です。警察学校に入って様々な分野の教養を受け、現場を経験していく中で自分のやりたい分野が見つかると思います。一人一人の輝ける場所は必ずあります。

　埼玉県警の一員として県民のために一緒に頑張りましょう。