女性警察官の声

 

採用年：令和４年　　採用区分：Ⅲ類
県立川越女子高等学校　卒

巡査

現担当：警察署／交番勤務

 

―　警察官を目指したきっかけ（動機）と、その時期を教えてください。

　警察官を目指した時期は、高校３年生の夏です。

　きっかけは、「ハコヅメ」という漫画を読んでいて、警察官になったら自分の知らない世界を沢山見ることができるのではと思い、思い切って採用試験に申し込みました。

 

―　「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか？

　生まれ育った場所なので、今まで地域の方に育てていただいた分、県民の方に恩返しをしたいと思ったからです。

 

―　学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき！と思うことを教えてください。

　学生時代に力を入れていたことは部活動です。高校ではバドミントン部に所属し、部長として部員の技術向上に繋がる質の良い練習が出来るように日々全力で部活に取り組んでいました。

　学生時代にやっておくべきことは、様々な人と関わり、話をすることだと思います。人と話すことで新しい知識を身につけることができるし、初対面の人と話すことに慣れることができます。警察官になると毎日多くの方々の対応をするので、学生時代に人と話すことは大切だと思います。

 

―　警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか？

　高校生の頃は、「警察って堅くて厳しいんだろうな、怖い人が多いんだろうな」というイメージをもっていましたが、実際の警察官は優しくて面白い方ばかりでした。和気あいあいとしていて、何でも話せる職場なので、楽しく働くことができます。

 

 

―　仕事とプライベートの両立ってできますか？休みの日の過ごし方は何ですか？具体的に教えてください。

　仕事とプライベートの両立は可能です！交番で三交替勤務という勤務形態で働いていますが、勤務日のサイクルが固定されており、３日に１回休みがあるので予定がたてやすいです。

　休日は、友人と食事に行ったり、家族と出かけたりします。休みをとって旅行に行くこともできるので、しっかりとリフレッシュすることが出来ます。

 

―　警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

　仕事のやりがいは、県民の方から感謝していただけることです。落とし物をされた方にその物を返すと、皆さん本当に嬉しそうな顔をして、「ありがとう」と仰います。小さなことかもしれませんが、直接「ありがとう」と感謝されたときは、この仕事をやっていて良かったなと思います。

 

―　男性の多い職場だと思いますが、女性が苦労することはありますか？

　警察学校に入校するまでは、暗くて厳しくて辛い場所というイメージを持っていましたが、実際の警察学校は、そんなイメージは全くなく、警察官になるための勉強を全力でできる場所だと感じました。教官方は、勉強面でも私生活面でも一人一人に寄り添って一人前の警察官になるために全力で指導してくれます。大変な時もありますが、同じ状況で頑張っている同期がいるので乗り越えることができます。どんなときも苦楽をともにした同期はかけがえのない存在になります。

 

―　女性が活躍できる職場だと言える具体的な理由は何ですか？

　女性の被害者、関係者に寄り添ったり、女性警察官に話を聞いてもらいたいと希望されたり等、女性にしかできない仕事も多岐にわたるため、女性が活躍できる職場です。

 

　―　警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

　警察官にしか出来ない仕事や警察官でしか味わえない喜びが沢山あるので、少しでも警察官に興味がある方はぜひ警察官を目指してください。思い切って１歩踏み出せば、今まで経験したことのない出来事に出会えるはずです。

 

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