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更新日:2020年7月28日
平成31年採用
埼玉県出身
立正大学 社会福祉学部 卒
警察事務 主事
現担当:警察署/会計係
― 現在の仕事内容を教えてください
主に遺失拾得事務を担当しています。
拾得物を遺失者に返還したり、遺失届を受理したりしています。
― 警察事務職員を志した理由を教えてください
大学では幼児教育について学んでいたため、元々は保育士志望でした。
しかし、学ぶ過程で、犯罪の被害者や加害者になってしまう子どもが多くいることを知りました。「犯罪に巻き込まれてしまう子どもを減らすことに携わりたい」と思い、行政的な事務にも関心があったため、警察事務職員を志望しました。
― 学生時代に頑張ってきたことは何ですか?
保育士資格・幼稚園教諭免許取得のための実習です。
保育園や幼稚園、児童養護施設や障がい者支援施設などで実習を行いました。
子どもの発達に合わせて1日の指導計画を立てて進めていくのですが、一人ひとり発達が異なるため、個人に合わせた支援を行うことにとても苦労しました。
子どもたちや利用者の方により良い支援を行えるよう、大学での講義や実習に打ち込んでいました。
― 埼玉県警で働く魅力とは?
埼玉県はとても住みやすい街であると思います。
県北部・西部は緑豊かな自然があり、県南部では買い物を楽しむことができる商業施設も多くあるため、県内で全く違った生活スタイルを味わえることが魅力です。
― 職場はどんな雰囲気ですか?
とても明るく良い雰囲気です。
わからないことがあっても聞きやすい雰囲気なので、とても仕事をしやすいです。
― 「頑張ってきてよかった!」
一番うれしかったエピソード
落とし物を持ち主の方にお返ししたとき、「本当にありがとう。」と泣きながら感謝されたことが一番印象に残っています。
落とし物一つ一つが、持ち主の大切な思い出の一部であるということを改めて感じました。
今後も、落とし物の返還のためにしっかりと対応しようという思いがより一層強くなりました。
― 苦労した経験はありますか?
警察学校を卒業したばかりの頃は、窓口での対応に苦労しました。
相手が威圧的な方だとそれにひるんでしまい、言葉が出ずにおどおどしてしまったことも多かったです。
― ご自身の中で大切にしていることや
「座右の銘」などがあれば教えてください
相手の立場に立って考えることを大切にしています。
少しでも県民の方の気持ちに寄り添えるよう、言葉遣いや言い回しなどを工夫し、やわらかい表現で伝えることを意識しています。
― ずばり、今後の目標を聞かせてください
今後は、県民の方に寄り添うことができるような警察事務職員になりたいと思っています。
好きな音楽グループのライブやイベントに参加することが趣味です。
地方での公演があるときは年次休暇を取得し、泊りがけでライブに参戦することもあります。
年次休暇を取得しやすい環境なので、自分の好きな時に趣味のために時間を割くことができ、とても充実しています。
警察事務職員は警察官に比べると県民の方の前に出る場面が少なく、一見地味に思えるかもしれません。
しかし、事務職員が行政的な業務を行っているからこそ、警察官が安心して現場活動を行うことができるのであり、決して裏方の仕事ではないと感じています。
警察官と一緒に埼玉県の安心・安全な社会づくりに貢献することができる、誇れる職業であると思っています。
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