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更新日:2024年3月19日

 

もっと聞きたい!女性警察官の声(採用年/採用区分/現担当)

 

 

 平成31年/Ⅰ類女性/警察署・交通課

Q&A

― 警察官を目指したきっかけ(動機)と、その時期を教えてください。

 大学生の時に大型二輪の免許を取得し、友人の薦めで鴻巣の運転免許センターで行われた安全運転講習に参加した際に白バイ隊員の方と話をして、「私もあんな大きなバイクを自由に操って二輪車の事故を減らしていきたい。」と思ったからです。

 

― 「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか?

 大学を卒業してから陸上自衛隊と航空自衛隊で2年ずつ勤務していました。北は北海道、南は山口県と日本各地で勤務していましたが、生まれ故郷である埼玉県で勤務をしたいと思うようになりました。

 また、私は埼玉の全市町村をホンダのカブで訪れたことがあり、都会も田舎もほどよく楽しめる埼玉県が好きで、そんな街のお巡りさんになりたかったからです。

 

― 学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき!と思うことを教えてください。

 高校時代は演劇部、大学時代は美術専攻で彫刻を掘っていたので運動は一切やりませんでした。体力が心配という方もいると思いますが、警察学校で付くのできっと大丈夫だと思います。警察官は、漢字や文章を手書きで書くことが多いので、スマホで漢字を打つと書けなくなってしまいますし、綺麗な字を書けるようにしておいたほうがいいと思います。特に自分の名前はよく書くので、綺麗な字で書けるといいと思います。

 

― 警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか?

 私が所属する交通課は、道路に出て、進行してくる車の前に立って制止したりすることがあるので、受傷事故防止のために注意されることは多々ありますが、明るい方が多くて話しやすい環境なので、毎日職場に行くのが楽しいです。

 交通課は、バイクに乗っている方が多いので、休日は先輩後輩問わずツーリングに行ったりしていて仲はとてもいいと思います。

 

― 仕事とプライベートの両立ってできますか?休みの日の過ごし方は何ですか?具体的に教えてください。

 両立はできています。休日出勤はありますが、その分休みをもらっています。

 私はアウトドアが好きなので、体力維持のためにランニングや登山をしています。学生時代から乗り物が好きなのでバイクでツーリングに行ったり、車の整備もしています。泊まりで出かけるときは申請が必要ですが、外泊できないことはありません。

 

― 警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

 老若男女問わず、たくさんの人と関わることができて、自分の世界観や価値観が広がると思います。取締り中、違反者は激高して私たちに怒鳴ってくる人もいますが、いろいろと話をして、最後には「ありがとう。あんたみたいな警察官もいるだね。気を付けて運転するわ。」と言われたときは、とても嬉しいです。

 今後の目標は、交通機動隊に入って全国白バイ安全競技会に出場して全国1位になることです。

 

― 男性の多い職場だと思いますが、女性が苦労することはありますか?

 交通課は、取締り用の機材が重いので持ち運びには腕力が弱いと少し苦労しますが、女性が得意な気配りや心遣いでお互いに助け合っているので、特に大きな苦労はありません。女性の体調不良に対しても理解もされていますし、休みも取得しやすいと思います。  

 事件事故が多いと寝られないときも多いのでお肌のメンテナンスが大変です。。。笑

 

― 女性が活躍できる職場だと言える具体的な理由はなんですか?

 女性でも、やりたい仕事はやらせてもらえるので、偏見を感じたことはありません。

 交通トラブル等で激しい言い争いの現場に行った際に、女性警察官がいることで、少しだけ和んだりしたこともありました。女性や子供が被害者になることも多いので、その際には経験が浅い新米でも聴取などを任されるので、女性の需要は高いように思います。

 

 ― 警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

 私は中途採用で新卒の同期とは4年遅れを取っておりますが、年を重ねていてもやる気とチャレンジ精神さえあれば希望の課に行けると思います。埼玉県警は、警察官1人当たりの人口負担率は全国で1位なので忙しい職場だとは思いますが、毎日が刻一刻と変わっていってとても仕事が楽しいです。同じ職場で仕事できる日を心待ちにしています!

 

 平成21年/Ⅱ類女性/地域部・鉄道警察隊

Q&A

― 警察官を目指したきっかけ(動機)と、その時期を教えてください。

 高校生の頃に、テレビで鑑識係員が活躍する姿を見て、あのユニフォームを着て仕事をしてみたいと憧れたことがきっかけです。

 

― 「埼玉県」警察官を選んだ決め手は何でしたか?

 埼玉生まれ埼玉育ちなので、埼玉県警を希望しました。

 

― 学生時代に力を入れていたことや、学生時代にこれはやっておくべき!と思うことを教えてください。

 学生時代はあまり運動に力を入れていなかったので、警察学校での訓練は本当に苦労しました。少しでもいいので、長距離を走れる気力・体力をつけておくべきだったなと感じました。

 

― 警察って「お堅い」「厳しい」イメージがありますが、職場はどんな雰囲気ですか?

 厳しい雰囲気になる時もありますが、基本的に職場は粛々とした雰囲気です。その分、休憩時間等での雑談でお互いの人間関係が構築されていき、普段の仕事の円滑さに繋がっているように感じます。

 

― 仕事とプライベートの両立ってできますか?休みの日の過ごし方は何ですか?具体的に教えてください。

 両立できるように勤務内容や就業時間が配慮されています。今は子供の体調次第で急遽休みをもらうことが多々あるので、勤務時間内でいかに仕事を進められるか、日々自分と闘っています。

 休日は公園へ行く等子供優先の予定が多いですが、自分の時間をそれぞれ持てるように夫と家事育児を協力し合っています。

 

― 警察官という仕事のやりがいや、今後の目標を教えてください。

 警察官の仕事の根底には「街や人の安全のために」という気持ちがあるので、その気持ちのもと、様々な事件や問題を警察官として解決していけることがやりがいに繋がっていると感じます。

 今後は、どの部門でも一つ一つの仕事に積極的に取り組み、自分の仕事の引出しを増やしていきたいと考えています。

 

― 男性の多い職場だと思いますが、女性が苦労することはありますか?

 育児休業や時短勤務制度のお陰で仕事を続けられています。育児休業を取得する男性警察官も増えてきたので、休暇を取りにくい雰囲気はなくなってきていると思います。

 

― 女性が活躍できる職場だと言える具体的な理由は何ですか?

 夫婦共に実家が離れているため、夫の協力は必須です。特に子供の体調不良で数日休まなければならないような時は、夫と交代で休みを取る等して両立させています。

 

 ― 警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

 多岐にわたる業務の中で、目指したい仕事、自分に向いている仕事がきっと見つけられると思います。様々な職業の中から警察官を選んで勉強中の方々、是非頑張ってください。

 

 

 

情報発信元

警務課採用センター