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更新日:2023年4月1日

SNSを通じての犯罪被害に注意

SNSを通じて犯罪被害に遭う児童数が増加

SNSなどのコミュニティサイトでは、友達や同じ趣味を持つ人との交流や情報交換など、たくさんの楽しみがあります。

ですが、そこには「危険」もたくさん潜んでいます。

SNSを通じて犯罪の被害にあう児童・生徒は増加しており、令和元年には過去最多の2,082人が被害に遭い、令和2年・令和3年・令和4年中も1,800人前後で推移し、被害者数は高止まりしています。

実際の被害事例

  • 未成年者誘拐被害

SNSで知り合った人に悩みを相談していたら「慰めてあげる」など言葉巧みに誘い出され、直接会いに行ったところ、そのまま相手の自宅に連れ込まれてしまった。

  • 児童ポルノ被害

女子生徒は交際相手に裸の写真を求められ、「送ってくれないなら別れる」と迫られてSNSで自分の裸の写真を送信してしまった。

その後、相手との交際を断ったところ逆恨みされ、インターネット上に自分の裸の写真を拡散されてしまった。

  • ストーカー被害

お気に入りのお店を友達に教えてあげようと思い、お店を撮影した写真をSNSに投稿したところ、写真の背景などから撮影場所を特定されて、知らない人に付きまとわれるようになってしまった。

被害にあわないために

  • SNSで知り合った相手と気軽に会わない

SNSでのやり取りだけでは、相手の本当の姿は分かりません!SNSをはじめインターネット上では簡単に他人になりすますことができます。

ネットで知り合った相手と気軽に会うと、犯罪などの深刻な被害につながることがあります。

  • 撮らない・撮らせない・送らない

人に見られては困る写真を他人に送ってしまうと、それをネタにして更にひどい要求や被害を受けることもあります。

裸や下着姿の写真は、どんな理由をつけられても絶対に「撮らない・撮らせない・送らない」!

  • 写真の画質やSNSの公開範囲の設定を適切に

SNSに投稿した写真からは、写真に写りこんだ景色や文字などの情報から、撮影場所が特定されてしまうこともあります。

投稿する写真の画質を落としたり、関係ない人が見られないようにSNSの公開範囲を制限するなどの設定が必要です。

1(PDF:645KB)

 

情報発信元

 サイバー対策課