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更新日:2021年4月2日

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特殊詐欺の発生状況と被害の特徴

特殊詐欺の被害に遭わないために

令和3年2月末の特殊詐欺の認知件数は163件、被害金額は2億7,800万円と前年同期に比べて認知件数、被害金額ともに減少しています。しかしながら、息子などの親族を装って現金をだまし取る手口や還付金があると言葉巧みに無人ATMなどに誘導し、現金を振り込ませる手口が増加しています。このほか依然として、警察官、金融機関職員、百貨店店員及び家電量販店店員等を装ってキャッシュカードをだまし取ってお金を引き出す手口やキャッシュカードをすり替え盗み取る手口、未納料金があるとメールを送り付けたり、パソコンの画面にウイルス感染などと表示させたりして電子マネーや現金をだまし取る手口も発生しています。また、犯人から自宅に詐欺の電話がかかってきたという通報は毎日、数多く寄せられています。

「自分はだまされるはずがない」、「うちの親は大丈夫だ」などといった先入観は捨て、ふだんから家族や身近な人と気軽に相談できる環境を築き、万一に備え「家族で合言葉を決める」「犯人からの電話をとらなくてすむように在宅中も留守番電話にセットする」「防犯機能付き電話を使用する」などして、被害に遭わないための対策をとりましょう。

※特殊詐欺の類型についての説明

認知件数・被害金額(カード引出額を含む)

特殊詐欺認知件数と被害金額の推移(平成23年から令和2年)は、次表のとおりです。

図1

注1:認知件数は、平成29年からキャッシュカード詐欺盗を含む。

注2:被害金額は、平成25年からだまし取ったキャッシュカードにより引き出された金額、平成29年からすり替え盗み取られたキャッシュカードにより引き出された金額を含む。

手口別の特徴と発生状況(令和3年2月末)

  • オレオレ詐欺は、息子や親族などを名乗り、「鞄を置き忘れた。小切手が入っていた。お金が必要だ。」などと言って、現金をだまし取る(脅し取る)手口です。事前に、家族の名前や家族構成、資産状況を確認する前触れの電話も確認されています。前年同期に比べて認知件数、被害金額ともに増加しています。不審な電話があった場合には、家族に相談をしましょう。
  • 預貯金詐欺は、警察官や銀行協会職員などを名乗り、「あなたのキャッシュカードが悪用されている。キャッシュカードを交換する必要がある。」などと言って、キャッシュカードをだまし取り、あらかじめ聞き出しておいた暗証番号により預貯金を払い出す手口です。中には、「キャッシュカードを使えなくする。」などと、キャッシュカードにハサミで切り込みを入れだまし取る手口も確認されています。前年同期に比べて認知件数、被害金額ともに減少していますが警察官や銀行協会職員がキャッシュカードを預かることは絶対にありません。『キャッシュカードを預かります』は詐欺です。
  • 架空料金請求詐欺は、携帯電話に「未納料金がある。」などというメールを送り付けたり、パソコンの画面に「ウイルスに感染した。」などと表示させたりして、問い合わせ先に電話をかけさせ「今日中に支払いをしないと裁判になる。」と不安をあおって、現金を配送させたり、コンビニ等に行くように指示し、電子マネーカードを購入させた上で、カードのID番号を聞き出して、電子マネーの金銭的権利をだまし取る(脅し取る)手口です。若年層から高齢層まで幅広い世代が被害に遭っています。前年同期に比べて認知件数、被害金額ともに減少しています。
  • 還付金詐欺は、自治体職員などを名乗り、「還付金の手続があります。」などと言い、ATMを操作させ口座から預金を送金させる手口です。『還付金』という言葉以外にも『給付金』、『過払い金』、『手続票の再発行』などと言い、ATMを操作させる場合もあります。前年同期に比べて認知件数、被害金額ともに増加しています。ATMで還付金を受け取ることはできません。『ATMで還付金』は詐欺です。
  • キャッシュカード詐欺盗は、警察官や金融機関職員などを名乗り、「あなたのキャッシュカードが不正に利用されているので使えないようにする。」などと言って、犯人があらかじめ用意した封筒に、キャッシュカードや暗証番号を書かせたメモを入れさせ、さらに「封印するので印鑑を持ってきてください。」などと言って、被害者が封筒から目を離したすきに別のカードなどが入った封筒とすり替えてキャッシュカードを盗み取り、預貯金を払い出す手口です。前年に比べて認知件数、被害金額ともに減少しています。

被害状況(令和3年2月末暫定値)

区分

認知件数

前年同期比

被害金額

内カード引出額

前年同期比

特殊詐欺全体

163件(14件)

-6件 2億7,800万円

5,977万円

-3,723万円

オレオレ

69件(7件) +29件 1憶5,479万円 1,864万円 +3,869万円

預貯金

47件(6件) ₋4件 2,550万円 2,550万円 ₋796万円

架空料金請求

5件(0件) -7件 4,429万円 0万円 -3,154万円

融資保証金

2件(0件) -4件 307万円 0万円 -684万円

還付金

25件(0件) +3件 3,470万円 0万円 +1,262万円

その他

0件(0件) ₋1件 0万円 0万円 ₋179万円

キャッシュカード詐欺盗

15件(1件) -22件 1,562万円 1,562万円 -4,041万円

被害状況(令和2年暫定値)

区分

認知件数

前年同期比

被害金額

内カード引出額

前年同期比

特殊詐欺全体

1,026件(89件) -433件 22億8,258万円 4億5,724万円 -1億7,517万円

オレオレ

397件(46件) +131件 12億3,815万円 6,790万円 +5億530万円

預貯金

285件(42件) -349件 2億4,974万円 2億4,974万円 -3億6,119万円

架空料金請求

93件(0件) -53件 4億4,100万円 0万円 +1,391万円

融資保証金

13件(0件) -8件 2,428万円 0万円 -9,216万円

還付金

116件(0件) -38件 1億6,205万円 0万円 -1,786万円

その他

10件(0件) +8件 2,760万円 0万円 -4,094万円

キャッシュカード詐欺盗

112件(1件) -124件 1億3,973万円 1億3,959万円 -1億8,223万円

注1)カッコ内は未遂件数です。

注2)被害金額は1万円未満を切り捨てた金額です。

注3)被害金額には、だまし取ったキャッシュカードや、すり替え盗み取られたキャッシュカードにより引き出された金額を含む。

注4)その他とは、特殊詐欺の類型「金融商品詐欺」「ギャンブル詐欺」「交際あっせん詐欺」「その他の特殊詐欺」の4類型を合計したものになります。

月別の発生状況

月別発生状況(令和3年2月末暫定値)

図2

月別発生状況(令和2年中暫定値)

reiwa2nennzannteiti

被害分析結果

特殊詐欺の被害者の性別や年齢は、次表のとおりです。

令和3年2月末暫定値

特殊詐欺全体の被害者のうち、65歳以上のかたが93.3パーセント、女性が84.0パーセントを占めています。

図3

令和2年中暫定値

特殊詐欺全体の被害者のうち、65歳以上のかたが89.1パーセント、女性が74.8パーセントを占めています。

特殊詐欺世代別被害:令和2年暫定値

被害者の特徴

特殊詐欺の被害者は10歳代以上のかたから各年代に見られます。

手口によって被害に遭われたかたの年齢が異なります。

令和3年2月末暫定値

年齢

10歳代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳代 90歳以上 合計

特殊詐欺全体

0 1 0 1 3 21 55 78 4 163

オレオレ

0 0 0 0 1 2 25 39 2 69

預貯金

0 0 0 0 0 2 17 26

2

47

架空料金請求

0 1 0 1 0 1 2 0 0 5

融資保証金

0 0 0 0 2 0 0 0 0 2

還付金

0 0 0 0 0 16 6 3 0 25

その他

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

キャッシュカード  詐欺盗

0 0 0 0 0 0 5 10 0 15

令和2年中暫定値

年齢

10歳代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳代 90歳以上 合計

特殊詐欺全体

2 8 4 13 39 128 403 408 21 1,026

オレオレ

0 0 0 0 2 10 166 210 9 397

預貯金

0 0 0 0 3 9 117 146 10 285

架空料金請求

2 5 2 10 20 24 26 4 0 93

融資保証金

0 1 2 2 3 3 2 0 0 13

還付金

0 0 0 0 6 68 39 3 0 116

その他

0 2 0 1 3 3 1 0 0 10

キャッシュカード  詐欺盗

0 0 0 0 2 11 52 45 2 112

(単位:件)

注1)その他とは、特殊詐欺の類型「金融商品詐欺」「ギャンブル詐欺」「交際あっせん詐欺」「その他の特殊詐欺」の4類型を合計したものになります。

市町村別被害発生状況

特殊詐欺の被害に遭ってしまったと届出のあった件数を、被害に遭われたかたの居住地(市町村)別に集計しました。
お住まいの地域の被害状況を確認するとともに、被害に遭わないように対策をお願いします。

特殊詐欺の犯人からの電話(予兆電話)を受けたと通報していただいた件数を、市町村別に予兆通報件数として集計しました。
お住まいの地域の予兆通報件数を確認するとともに、予兆電話を受けた際には通報をお願いします。

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情報発信元

生活安全総務課