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更新日:2024年8月21日

高速道路の交通安全

埼玉県警察高速道路交通警察隊hyoushi

このページの掲載事項

高速道路交通警察隊からのお知らせ

オートバイの交通事故が多発中!

県内の高速道路では、オートバイが関係する交通事故が多発しております。

特に高速道路でのオートバイの事故は、命に直結する重大な結果を招くおそれがあるため、法令・制限速度を守り、自動車の間をすり抜ける行為、無理な追越しを繰り返す行為はしないように、自身と周囲の安全に十分配意した運転をお願いします。                                                                  1

渋滞停止中の車両へ追突!重大事故に発展!

県内の高速道路では、渋滞停止中の車両に追突した事故により、尊い命が奪われる重大事故が多く発生しています。

事前に情報版などで渋滞情報を収集し、注意して走りましょう。

また、渋滞を発見し、速度を落としたり、停止する場合は、ハザードランプを点灯し、後続車に合図をお願い

します。

高速道路で事故に遭わないために

高速道路では、車両が高速度で進行しているため、極めて重大な交通事故に発展する可能性があります。

悲惨な交通事故に遭わないためにも、「十分な車間距離の保持」と「速度の抑制」を心がけてください。

危険・高速道路への立入り

現在、原動機付自転車、自転車及び歩行者の高速道路上への誤進入が増加しております。

自分自身が大変危険な状況にさらされるだけでなく、通行車両の脇見運転や急ハンドル操作など、交通事故を引き起こす原因にも繋がります。

ナビゲーションだけに頼ることなく、しっかりと自分の目で道路標識、標示及び案内看板を確認して誤って高速道路上に入ってしまうことがないように十分注意してください。

 

 高速道路を安全に利用するために

1.全席シートベルト・チャイルドシートを着用しましょう

高速道路での交通事故では、シートベルト、チャイルドシートを着用していなかったために、フロントガラスを打ち破って車の外に放り出されてしまう事故が多発しています。
シートベルトの着用は運転席と助手席はもとより、後部座席についても着用が義務化されています。
万が一の時、自分や同乗者の命を守るためにも、全席シートベルト・チャイルドシートを着用しましょう。

2.車間距離を十分に保ちましょう

道路環境や気象状況などにより異なるので一定の基準はありませんが、高速道路での前の車との車間距離は、一般的に時速80キロメートルの時は80メートル以上、時速100キロメートルの時は100メートル以上の車間距離を保つ必要があると言われています。

なお、路面が雨で濡れている場合、タイヤが減っている場合は、それ以上の車間距離を保つことが必要だと言われています。

車間距離確認区間で、前の車との車間距離を確認しましょう。

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3.追い越しが終わったら走行車線に戻りましょう

追い越し車線を走り続けると、「通行帯違反」という違反になります。
速度超過違反や車間距離不保持違反の原因になることもありますので、追い越しが終わったら必ず走行車線に戻りましょう。

                                                                                                                                                                               

4.事前の準備をしましょう

高速道路は一般道とは違い、緊急時以外は駐停車禁止ですから、次の項目を事前に確認しておきましょう。

  • ルートと休憩場所
  • オイルや冷却水の量
  • タイヤの溝や空気圧

また、積載物がある時は、積荷の点検をして落下物による事故を起こさないようにしてください。

積載物を落下させ、後続車等に損害を与えた場合には、落とし主に責任が生じることもあります。

高速道路に入る前やサービスエリア等で休憩をする際は、積載物(荷物)の再確認をお願いします。

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高速道路での心得(PDF:3,613KB)

 

 

 

 

                         

 

                                    資料提供 NEXCO東日本

5.緊急時に駐停車する時の注意事項

万が一、故障等で車を停止しなければならない場合は、次の点を必ず守ってください。

  • 走行車線の左側路肩に寄せて停車する。
  • 発炎筒や三角表示板で、停車していることを後続車に知らせる。
  • 夜間、昼間においては視界が200メートル以下の場合は、非常点滅表示灯か駐車灯又は尾灯を点ける。
  • 車から降り、ガードレール等の外側で救護を待つ。

車内も安全な場所ではありませんので、車の中に留まることがないようにしてください。

高速道路上は危険ですから、車両が故障した場合や荷物が転落、飛散したため、その物を除去するなど必要な措置をとる時には、110番通報で警察に連絡、または、非常電話にて道路管理者に連絡してください。

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停止車両

 

 

 

 

 

 

県内高速道路での交通事故発生状況

令和6年1月から6月末までの人身事故・物損事故

  人身事故
件数
死者数 負傷者数 物件事故
件数
東北縦貫自動車道 55 2 124 724
東京外環自動車道(東北道) 19 0 32 187
関越自動車道 50 1 97 883
常磐自動車道 16 0 32 142
東京外環自動車道(常磐道) 34 0 58 238
首都高速池袋線 8 4 14 37
首都高速大宮線 4 0 6 66
埼玉新都心線 0 0 0 9
首都高速足立三郷線 8 0 13 92
首都高速葛飾川口線 1 0 2 75
首都圏中央連絡自動車道 29 0 42 440
合計 224 7 420 2,893

※人身事故は確定値、物件事故は概数値

埼玉県警察高速道路交通警察隊について

埼玉県警察高速道路交通警察隊は、埼玉県内の高速道路における交通事故・事件捜査、交通安全広報、交通指導取締りなど、交通の安全かつ円滑な道路環境の確保に向けた各種活動を行っています。

県内の各路線別に担当分駐隊が5隊設置されています。
高速隊

高速隊の活動(PDF:394KB)

高速隊の車両(PDF:499KB)

本隊(業務管理)

所在地 所沢市大字坂之下761-1       04-2944-3032

所沢分駐隊 関越道鶴ヶ島IC以南 外環道(戸田西IC~大泉料金所)

所在地 所沢市大字坂之下761ー1      04-2944-3740

花園分駐隊 関越道鶴ヶ島IC以北

所在地 深谷市黒田1797          048-584-1099

岩槻分駐隊 東北道(栃木県境まで)

所在地 さいたま市岩槻区大字加倉260   048-757-4610

三郷分駐隊 外環道(戸田西IC~三郷南IC) 常磐道(千葉県境まで) 首都高大宮線・新都心線・三郷線(都県境まで)

所在地 三郷市番匠免2丁目101番1     048-952-7543

桶川分駐隊 圏央道(都県境~茨城県境)

所在地 桶川市加納447-1         048-729-1283

高速隊各分駐隊路線図(PDF:205KB)

情報発信元

高速道路交通警察隊