ここから本文です。
更新日:2024年3月12日
■紹介する業務:レスキュー部隊
業務内容
機動隊のレスキュー部隊は、地震等の自然災害や列車の転覆事故等の現場において被災者の救出・救助を専門的に実施する部隊です。
隊員は、消防等の他機関との合同訓練や医療機関における研修に参加し、高度な専門知識・技術の習得に努め、いかなる事態にも即対応できるよう備えています。
山岳遭難者の捜索では、ヘリコプターから降下する技術も求められます。
活動範囲は、埼玉県内に限らず、令和6年能登半島地震、東日本大震災、令和元年東日本台風等のような大規模災害では全国に出動し、時には海外にも出動して人命救助活動を行います。
令和元年10月に令和元年東日本台風、令和3年7月に静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流災害への出動がありました。
被災者が水害により孤立状態になってしまった現場や、家が土砂によって押し流され潰されてしまった現場等、それぞれの救助活動には困難が伴いました。
災害現場は、危険かつ過酷な環境で数々の困難にも直面しますが、実際に救助できた際には、被災者やその家族から労いと感謝の言葉をいただくこともあり、この部隊に入って本当に良かったと感じることができます。
こうした被害がないことが一番良いのですが、災害が発生した際には、どんな現場でも被災者を必ず救助して任務を完遂する、人々に安全と安心を届け笑顔にするという思いを胸に活動しています。
■紹介する業務:警備犬業務
業務内容
警備課に所属する直轄警備犬は平成31年4月から運用が開始され、地震等の自然災害の現場において瓦礫等に閉じ込められた被災者を探す能力をもっています。
警察のほか、消防等の他機関との合同訓練に参加し、高度な専門知識・技術の習得に努め、災害発生の際は、即対応できるよう備えています。
また、現場へ迅速に移動するため、ヘリコプターから降下する技術の習得にも努めています。
警備犬は災害現場での活動のほか、テロの未然防止対策や大規模イベントでの警戒活動などにあたっています。
警備犬が、訓練を通じて色々なことができるようになり、たくましく成長していく様子を見守るのは、この仕事でしか経験することができない大きなやりがいだと感じています。
これからも安全・安心な世の中を実現するため、災害時の救助活動、テロの未然防止を目指し警備犬と共に活動していきます。
情報発信元
警務課採用センター
電話:048-832-0110(代表)