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更新日:2024年4月15日

令和6年第1回蕨警察署協議会開催概要

開催日

令和6年2月16日(金曜日)

開催場所

蕨警察署訓示室

出席者

協議会委員:会長以下8人

警察署:署長以下7人

議事概要

1報告

警察署から、次のとおり報告があった。

1前回諮問「交通事故防止対策」の答申に対する業務推進状況(報告)

(1)交通量が多い時間帯を中心にパトカーや白バイによるパトロール等、警察官の姿を見せる活動の実施

  • 交通事故多発路線である国道17号を中心に、薄暮時間帯の交差点監視活動を実施
  • 1月の新学期開始時期に合わせ、登下校児童の交通事故や犯罪被害の防止を目的として、通学路や学校周辺での「見守り活動」を実施

(2)交通事故の発生状況分析に基づく効果的な交通指導取締りの実施

  • 県警の交通事故分析システムにより当署管内の過去5年間の人身事故発生状況を分析
  • パトカーや白バイを活用し、一時不停止や横断歩行者妨害等の交通事故に直結しやすい交差点関連違反、駐車違反及び子どもの通学路の安全を守るためのスクールゾーンの取締り並びに速度違反や飲酒検問等を実施
  • 悪質な自転車利用者の違反に対する検挙を強化

(3)交通安全教育、高齢者の運転免許証返納への理解促進、交通事故防止等の広報啓発活動の実施

  • 子どもに対する安全教育として、安全な横断歩道の渡り方や交通ルールの遵守、道路への飛び出し禁止等、子どもでも分かりやすい交通安全教育を実施
  • 高齢者の自転車事故は、転倒により重傷化する可能性があることから、自転車乗車用ヘルメットの着用促進をはじめ、高齢者を対象とした自転車安全利用教室の開催、高齢者が集まる体操集会に合わせて短時間安全教育を実施
  • 高齢者に対し、歩行中の事故を防止するため反射材を配布し、外出時の着用等を呼び掛けたほか、高齢者の運転免許返納の理解促進のため、運転免許窓口に自主返納ポスターを掲示し、個別に説明を実施
  • キャンペーンにおいて、仮想現実(VR)機器を使用した自転車交通事故の疑似体験を行い、自転車の安全利用及び交通安全の重要性を周知

2在留外国人の安全確保に向けた対策(報告)

3諮問

署長から、「在留外国人の安全確保に向けた対策」に関し、住民の視点に立った意見について諮問があった。

4答申

協議会から、次のとおり答申した。

  • 地元ボランティアが行う日本語教室や雇用主、町内会などに対し、各自治体と連携の上、在留外国人に関する問題等の情報発信を行ってください。
  • 外国人がきちんと理解できる方法で、日本の制度等を含めた交通ルールを周知させる活動を推進してください。
  • 学校を通じ、外国籍の児童に対して、生活ルールについての情報発信を行うほか、外国人コミュニティに対し、防犯や交通安全教育等の機会に、町内会の組織や活動の周知を検討してください。

情報発信元

蕨警察署