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更新日:2023年4月1日

高齢者を交通事故から守る「思いやり運転」

埼玉県内では、全国的に見ても高齢者の方が被害に遭う交通事故が多く発生しています。

令和3年には、年間交通事故死者数に占める高齢者の割合が、統計史上初めて6割を超えて以降、現在も高水準で推移を続けています。

ドライバーの皆さま方には、高齢者の方が悲惨な交通事故に遭わないよう、高齢者の行動特性を理解していただき、「思いやり運転」を心掛けていただきますようお願いいたします。

令和4年中、年齢別死者数グラフ世代別交通事故死者数の推移及び全死亡事故に占める高齢者割合グラフ令和4年中、高齢者死者数都道府県別全国ワースト順位表

高齢歩行者の危険な横断に注意!

令和4年中、高齢者の方が交通事故により死亡した状態別では、歩行中が最も多くなっています。

また交通事故死者の状況を高齢者(65歳以上)と高齢者以外(65歳未満)の世代別に比較すると、

歩行中の違反別では、高齢者の方は違反なく死亡事故に遭っている割合と、横断方法違反(横断歩道外横断や車両の直前・直後横断、斜め横断等)により死亡事故に遭っている割合が高くなっています。

令和4年中、状態別高齢者死者数グラフ歩行中交通事故死者違反別世代割合グラフ高齢者は高齢者以外より横断方法違反で死亡事故に遭っている割合が高い!

高齢者の方は高齢者以外の方と比較して、交通事故に遭ってしまった際に死亡してしまう割合(死傷者数に占める死者の割合(死亡率))が非常に高くなっています。

令和4年中、年齢別死亡率表高齢者は高齢者以外と比較して死亡率が約9倍!

予期せぬ動きを予期した運転をお願いします

高齢者の方は、加齢に伴い周囲への注意力が低下したり、素早い行動が難しくなります。それによりドライバーの方からみると予期せぬ危険な動きをすることもありますが、ドライバーの方にはそんな高齢者の予期せぬ動きを予期できるように、

視野を広く持ちましょう!
前方注視を怠らないようにしましょう!
危険を探すように運転しましょう!
 

そして高齢者の方を見かけた際は、危険を予期し、思いやりの気持ちを持って、

  • 一時停止または徐行をしましょう!
  • 車間距離や側方間隔をとりましょう!
  • 薄暮、夜間帯は特に注意をしましょう!

 

ハンドルを握る運転者の責任は重大!危険な運転を予期せよ!ドライバーのかたは高齢者等を見かけたら危険な横断を予期して運転しましょう

 

「前!前!前!横断歩行者注意(チラシ)」

PDF:703KB(別ウィンドウで開きます)

 

「秋冬高齢者事故防止チラシ」

ドライバー向け

ドライバー、高齢者向け

 

情報発信元

交通総務課