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更新日:2022年7月22日
道路交通法において、自動車乗車中は、全ての座席のシートベルト着用が義務付けられていますが、埼玉県内の一般道における後部座席のシートベルト着用率は51.1%となっています(※警察庁/日本自動車連盟(JAF)調査2021・埼玉県内)。
シートベルトを着用していなかった場合、着用時に比べて致死率は22.4倍に上ります。
被害者であってもシートベルトをしていない場合、事故による被害を拡大したとされ、被害者側の過失として過失相殺(※)されることがあります。
※裁判所が被害者の過失に応じて損害賠償額を減額すること。
交通事故による幼児の死傷者数は半数以上が自動車乗車中です。
チャイルドシートは、事故時に座席や窓ガラスなどに頭や胸を打ち付けたり、車外に放出されるのを防ぎます。
子供は大人と違い、自分で安全を確保することができません。
チャイルドシートは正しく装着しないとその効果が十分に発揮されないばかりか、逆に危険となる場合があります。
小さなお子さんを自動車に乗せるときは、年齢や体格にあったチャイルドシートを正しく使用し、大切な子供の命を守りましょう。
情報発信元
交通総務課
電話:048-832-0110(代表)