きらめき3H(トリプルエイチ)運動
埼玉県警察では、高齢者が犠牲になる交通事故を防止するため、薄暮から夜間帯の高齢歩行者等の安全確保を目的にした、
「きらめき3H(トリプルエイチ)運動」
を推進しています。
この運動では3つのHを頭文字にする対策、
を重点に、交通事故防止を呼び掛けています。
早めのライト点灯
- 交通事故は、夕暮れ時から夜間の時間帯に多く発生する傾向があります。夕暮れ時は、早めのライト点灯を心掛けましょう。
- 夕暮れ時の視認性を確保して、歩行者等をいち早く発見するとともに、車両の存在を周囲に早めに知らせて、交通事故を防止しましょう。
- 秋口から年末にかけて、日没時間はどんどんと早くなります。
- 点灯したライトのハイビームとロービームは適正に操作しましょう。
反射材の着用
- 夕暮れ時や夜間は、周囲が見えにくくなります。車のライトがついていても、運転者から歩行者が見えているとは限りません。運転者に気付いてもらうために、外出時には反射材を身に付け、明るく目立つ色の衣服を着用するようにし、自分を目立たせましょう。
- 反射材は、車のライト等を反射して光ります。反射材を着用するとともに、道路を横断するときは、しっかり安全確認をし、横断歩道を渡るようにしましょう。
- 反射材を着用している歩行者は着用していない歩行者よりも、2倍以上手前で発見できると言われています。反射材の着用で自分の命を守りましょう!
歩行者保護
- 車と歩行者が接触すれば怪我をするのは歩行者です。状況によっては歩行者は亡くなってしまいます。秋口から年末にかけて歩行中の高齢者と車の事故で、高齢者が亡くなる事故が増加する傾向があります。薄暮から夜間時間帯の運転は歩行者の存在を常に意識しましょう。
- 横断歩道は、歩行者が優先です。車は横断歩道を渡ろうとしている歩行者の通行を妨げないように、一時停止をしなければいけません。歩行者等がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道等の直前で停止できるような速度で進行しましょう。
- 交差点で曲がる際には、ハンドルを切る前に減速し、左右をしっかり見て広い視野で歩行者の有無を確認しましょう。
- 信号機のない横断歩道(自転車横断帯)の手前には、標識と原則として路面標示があります。通過する際は歩行者等が周囲にいないかよく確認しましょう。
きらめき3H運動(県警音楽隊オリジナルソング収録)/Youtube
きらめき3H運動を、動画でわかり易く紹介します。
県警音楽隊・カラーガード隊によるオリジナルソングも収録していますので、ぜひともご覧ください。
きらめき3H運動(県警音楽隊オリジナルソング収録)(別ウィンドウで開きます)
夕暮れ時に歩行者が死亡する交通事故が多発!この時間帯の交通事故を防ぐには?
政府広報オンライン「暮らしに役立つ情報」(別ウィンドウで開きます)