令和6年第2回春日部警察署協議会開催概要
開催日
令和6年6月7日(金曜日)
開催場所
春日部警察署道場
出席者
協議会委員:会長以下9人
警察署:署長以下7人
議事概要
報告
警察署から、次のとおり報告がなされた。
1.前回諮問「住民が身近に感じる犯罪の抑止対策」の答申に対する業務推進状況(報告)
(1)各種防犯キャンペーンの実施
- 金融機関や春日部市役所等と連携し、年金支給日に特殊詐欺被害防止キャンペーンを実施
- 中学生や春日部市役所、自治体等の関係団体と連携し、商業施設において特殊詐欺や窃盗被害防止等のキャンペーンを実施
- 駐輪場利用者に対し、自転車盗被害防止や、自転車乗車時におけるヘルメット着用促進に関するキャンペーンを実施
(2)戸別訪問の実施
- 特殊詐欺被害防止対策として、留守番電話設定等を指導する戸別訪問を実施
(3)計画的なパトロールの実施
- 春日部市役所、防犯推進委員、自治会等の関係防犯団体と連携して計画的なパトロール活動を実施
- 春日部駅西口商店街及び春日部市役所との合同パトロールを実施
2.管内の犯罪発生状況(報告)
3.若手警察職員について(報告)
諮問
署長から、
- 警察署員の中に若手職員の占める割合が増加している現状を踏まえ、「若手警察職員に対する効果的な指導育成方策」について諮問があった。
答申
協議会から、次のとおり答申した。
- 若手警察職員が、自信を持って警察業務に取り組めるよう、きめ細やかな指導教養を実施してください。
- 住民との良好な信頼関係を築くため、コミュニケーション能力を向上させる指導教養を実施してください。
- 警察職員としての誇りと使命感を養う指導教養を実施してください。
意見、要望
委員から、次のとおり意見・要望があった。
- 若い世代の方は、いつの時代も先輩たちの世代から様々な指導を受けるものですが、そういった際に必要以上のストレスを感じさせないように指導することも大切と考えます。
- 若手の女性警察官による活動の発表を聞くことができ、頼もしく感じるとともに、他の若手警察官の活躍も期待できると感じました。
- 若手警察職員に対する仕事上の指導は当然必要と考えますが、食事会等の機会を作り、チームワークを育むことも非常に大切と思います。
- 幅広い仕事と思いますが、若手警察職員が業務に精通していくことで自信を持って仕事に取り組めると思います。
- 非常にストレスを感じる仕事だと思うので、業務の指導教養を行うとともに、心のメンテナンスにも目を向けてあげていただきたいと考えます。
- 指導者向けの教養や勉強会を行うことで教養スキルがアップすると思います。
- 市民の命を守る仕事に就いている誇りやプライドを持たせたり、自覚させたりする教養も大切と考えます。
- 指導を行ったことに対し結果が出た場合は、褒めることで自立させていくといった上司の気配りも大切と思います。
- 警察官は、幅広い年齢層の方と触れ合うことが多いと思うので挨拶や何気ない会話などのコミュニケーション能力を高めることも大切であると思います。