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更新日:2025年6月10日
夜間、ヘッドライトが下向きの車のドライバーからは、正面に人がいても
明るい色の服装で約38メートル
黒っぽい色の服装では約26メートル
まで近づかなければ存在を見ることができません。
これらの距離では、車のドライバーが人に気づいてから急ブレーキをかけても、衝突前に車は止まれません。(時速60キロの車の停止距離は約44メートル)
一方で、反射材用品を身に付けている人は、
約57メートル以上
車から離れていてもドライバーから見ることができます。((一社)日本反射材普及協会調べ)
ドライバーから発見されやすいようにすることが、夜間の交通事故を避けるためには重要です。
夜間、買い物や散歩に外出する際は、歩行者も自転車も、反射材やライトで自分を目立たせるように工夫をしましょう。
反射材とは、どの角度からでも光が当たるとその光源に向かって光を反射(再帰性反射)するように作られた特別な素材です。
その性質により、車のヘッドライトが当たると、その光を車のドライバーに向けて反射することで、ドライバーの視点からは反射材が光って見えます。
反射材用品は、ホームセンターや各種百貨店等で販売している他に、警察が実施する交通安全キャンペーン等で配布をしています。
反射材は夜間の外出時に効果を発揮します。夜間外出する際に忘れないように玄関近くに置いたり、外出時に使用するもの(カバンやクツ等)にふだんから付けておきましょう。