運転免許を自主返納したかたへの生活支援相談のための情報提供制度
制度の趣旨
- 認知機能の低下等により運転免許を自主返納した65歳以上のかたが、市町村から速やかに返納後の支援等の相談を受けられるようにする制度です。
- 高齢者のかたが運転免許の自主返納を申請する際に、ご本人が運転免許返納後の生活に関する支援等の相談を希望する場合、ご本人の個人情報をお住まいの市町村地域包括支援センターに提供する制度があることを説明し、提供することに同意が得られた場合に限り、市町村に連絡します。
対象となるかた
運転免許の自主返納を申請する65歳以上のかたのうち、市町村への情報提供を希望するかた、かつ、次の4つの項目うちのいずれかに該当するかた
- 身体機能の低下を自覚しているかた
- 適性検査の結果を参考にしたかた
- 返納を家族に勧められたかた
- 認知機能検査の結果により、認知機能低下を自覚したかた
運用開始日、受付場所
【運用開始日】
令和元年7月1日
【受付場所】
運転免許センター及び埼玉県内の各警察署(鴻巣警察署を除く。)
受付の時期
運転免許の自主返納時に限ります。
個人情報を提供することに同意をいただいたあとの流れ
- ご本人又はそのご家族のかたに、個人情報を市町村に提供することについての同意をいただくため、「市町村(地域包括支援センター)への通知書」を記載していただきます。
- 同意書に基づき、埼玉県警察からお住まいの市町村にご本人の住所・氏名等の個人情報を提供します。
- 後日、お住まいの市町村から、ご本人に電話等による連絡を行います。
- 市町村の福祉を担当する部署が、運転免許の自主返納後の生活についての支援に関する相談に応じます。(相談事項は、介護や認知症予防に関する相談に限ります。)