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更新日:2025年10月16日

室外機が狙われています!

県内では、室外機の盗難被害が多発していますので、対策を講じることが重要です。

泥棒から室外機を守るための具体的な対策をいくつかご紹介します。

物理的な対策で固定を強化する

  • 土台を固定する
    コンクリートなどの重量がある土台に室外機を固定しましょう。
    アンカーボルトで土台にしっかり固定することで、持ち去られにくくなります。
  • 盗難防止ネジを使用する
    専用の工具がないと取り外せない特殊なネジに交換することで、通常の工具では簡単に分解・持ち去ることができなくなります。
  • ワイヤーやチェーンで固定する
    室外機を建物や頑丈な構造物にワイヤー錠や防犯チェーンで繋ぎ、簡単に持ち去られないようにします。
  • 専用のケージやフェンスで囲む
    室外機全体を頑丈な金属製のケージで覆ったり、フェンスで囲ったりすることで、物理的な障壁を作ります。
    この際、ファン部分の空気の流れを妨げないように注意が必要です。
  • 手の届かない場所に設置する
    可能であれば、壁面用、屋根置き用、ベランダからの天吊り用など、泥棒が容易に近づけない場所に設置することを検討しましょう。

室外機(チェーン)室外機(ねじ)

監視・威嚇による対策

  • 防犯カメラの設置
    室外機の周囲に防犯カメラを設置することで、泥棒への威嚇効果があります。
    万が一盗難が発生した場合でも、証拠映像として役立ちます。
    最近は、ソーラーパネルで充電でき、スマートフォンで映像を確認できる手軽な製品もあります。
  • センサーライトの設置
    人の動きを感知して点灯するセンサーライトを室外機周辺に設置することで、泥棒が近づいた際に明るく照らし、発見されるリスクを高めます。
  • 防犯砂利を敷く
    室外機周辺に防犯砂利を敷き詰めることで、人が歩くと大きな音が出て、泥棒が侵入しにくくなります。
  • ダミーカメラや警告ステッカー
    ダミーの防犯カメラや「防犯カメラ作動中」などの警告ステッカーを貼るだけでも、一定の効果が期待できます。

泥棒2防犯カメラ(その2)

その他

  • 近所付き合いを大切にする
    ふだんからご近所さんとコミュニケーションを取り、異変があった際に気づいてもらえるような関係性を築くことも有効です。
  • 定期的な点検
    室外機の状態や固定状況を定期的に確認し、緩みや劣化がないかチェックしましょう。
  • 室外機に名前を書く
    室外機に名前や団体名等を記載することで、転売されにくくなります。

泥棒は「音」「光」「時間」「人の目」を嫌う傾向があります。

これらの要素を取り入れた対策を複数組み合わせることで、室外機の盗難リスクを軽減することができます。

情報発信元

生活安全総務課地域安全対策推進室