特殊詐欺予兆電話情報（11月14日から11月15日分）

11月14日から15日、鴻巣警察署管内において以下の特殊詐欺予兆電話が確認されました。

	件数	詐欺電話のキーワード
落とし物センターを名乗る自動音声電話		「落とし物センターです。荷物が届いていますが、お預かり期限は今日までです。個人の方は「3」を、法人の方はそのままお待ちください」
鴻巣市人形地内	1件
警察官を名乗る者からの電話		「警視庁です。千葉で逮捕した犯人があなた名義の口座を使用していました。直接お話をお伺いしたいので、千葉県警察本部に出頭してください。」 「神奈川県警です。捜査中の容疑者が、あなた名義のキャッシュカードを持っていました。あなたからも聴取する必要があるので、神奈川県警に出頭してください」
鴻巣市大間地内	1件
鴻巣市市ノ縄地内	1件
北本市石戸宿地内	1件
北本市緑地内	1件
市役所を名乗る者からの電話		「北本市年金課です。還付金の案内の書類を送りましたが、届いていませんか。返信がなかった家庭に電話しています。書類の再発行はできません。」
北本市中丸地内	1件
北本市朝日地内	1件
北本市栄地内	1件
佐川急便を名乗る者から電話		「佐川急便です。北海道宛に宅急便を送りませんでしたか。あなたが草加市内、川口市内、春日部市内から送った荷物の中に現金が含まれていました。現金を送付することは犯罪です。」
鴻巣市鎌塚地内	1件

 

最近の特殊詐欺予兆電話の主な内容～警察官を名乗った詐欺被害が増えています！

1.自動音声で

等との電話がかかってくる。

2.「1番」のダイヤルボタンを押すと、総務省やNTTを名乗る者（詐欺犯人）が「あなた名義で契約された携帯電話が犯罪に使われています。警察につなぎます」等と言う。

3.警察官を名乗る者が

等と言い、預金を振り込むように指示する。

※この間にテレビ電話等に誘導され、ニセの逮捕状や警察手帳の写真が送られてくることもあります。
警察官を名乗る者の言うとおりに指定口座に預金を振り込むと、その後は一切連絡が取れなくなります。

特殊詐欺被害に遭わないために～特殊詐欺被害は1本の電話に出たことから始まります

最近の特殊詐欺電話の手口は巧妙です。

電話をかけてきた警察官や官公署の職員は本物ですか？

電話で相手が見えないのに初めて話す相手を信じても大丈夫ですか？

特殊詐欺の被害に遭わないために、固定電話を留守番電話に設定し、電話が鳴っても直ぐに電話に出ないようにしましょう。

ナンバーディスプレイがある場合は、知らない電話番号には絶対に出ないでください。

警察官や官公署の職員から電話があった場合は、係員の部署と氏名を聞いてから一旦電話を切り、ご自分で相手の電話番号を調べてから折り返すようにしましょう。