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更新日:2024年2月15日

令和5年の主な中止命令事案

みかじめ料要求行為

指定暴力団員が、縄張り内のエステ店経営者に対し、「そんな態度だと俺の知り合いを毎日来させて、他の客の相手が出来ないくらい邪魔してやるからな。俺は××(暴力団員の苗字)だ。お店を続けたいんだろう。だったらいくらなら払えるんだ。言ってることわかっているよな。」等と告げ、金品を要求した。

加入強要行為

指定暴力団員が、加入を促していた者に対し、「ヤクザになれよ、入っちゃいなよ。これからは××(暴力団員の苗字)さんの事を親父と呼べ。」等と告げ、拒絶されるや、「こっちの方が稼げるし、もったいないぞ。」等と告げて、暴力団組織への加入を強要した。

物品購入等要求行為

指定暴力団員が、縄張り内の居酒屋経営者に対し、「マスターは話が分かんないね。うちと熊手づきあいとかしてくんねぇもんな。まあ、考えておいてよ。」等と告げて、物品の購入を要求した。

不当贈与要求行為

指定暴力団員が、縄張り内においてオートバイで暴走行為を行っていた少年グループに対し、「俺は●●組の××(暴力団員の苗字)だ。誰のシマで走ってんの。どうやって、ケジメ付けるか言え。バイク没収か。」等と告げて、金品等を要求した。

指詰め強要等の禁止

指定暴力団員らが、暴力団組織を脱退しようとする者に対し、「辞めるのか、続けるのか、ハッキリしてケジメつけろ。」等と告げ、暴力団組織を脱退しようとする者から「指詰めます。」と告げられると、指定暴力団員らが、ノミやまな板等の道具を準備し、指定暴力団員が、「もう持っていくから早くやれ。」等と告げ、暴力団組織を脱退しようとする者に対し、逃げ出して連絡を絶っていたこと等の謝罪として、指詰めをすることを強要した。

情報発信元

組織犯罪対策第一課