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更新日:2025年1月10日

登山の基本

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  • 朝早い時間に出発、目的地に早く到着する

  • 単独登山(ソロ)を避け、経験豊富なリーダーを中心としたパーティーを編成する

  • 体力・技術に合わせた登山ルートの設定、時間的に余裕のある登山計画を作成する

  • 基本的な装備品を携行・活用(地図、コンパス、雨具、防寒着、照明具、非常食、登山(沢)靴など)する

  • 天候情報の収集を行い、予想外の天候に注意する

  • 万全な体調で入山する

  • 携帯電話を活用(緊急時の連絡手段…圏外も多く過信は禁物)する

  • 遭難を想定した危機管理能力(セルフレスキュー)を向上させる

  • 通行禁止となっている登山道は通行しない

  • 地図や山岳ガイドブックは最新のものを活用する(過去に通行することができた登山道が、既に廃道となっている場合や、通行できる登山道が載っていない場合があるため)

  • 登山計画の事前作成と届出(登山届の提出)

※単独登山は、道迷いや転滑落等の思わぬトラブルが発生した場合、全て一人で対処しなければならず、そのための知識、体力、技術、装備、判断力が必要となります。負傷して身動きがとれない、救助要請するにも携帯電話の電波が圏外で通じない等の不測の事態にも、同行者がいればお互いに協力して無事に助かる確率が高まると言えます。

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冬山登山の注意事項!

登山の基本!早出早着の徹底を‼

冬山装備はしっかりと!

冬合成

冬山の特徴として日照時間が短く、気温が低いため登山道の凍結や積雪の可能性があります。

事前に登山ルートを確認し、行程時間、危険個所等を確認し登山届を作成しましょう。

冬山は気温が低いため、汗をかくようなハイペースで登山をすると汗冷えを起こし、場合によっては低体温症を起こす危険性があります。

汗をかかない程度のペースで登山できる行動計画を作成し、汗冷えを起こさないようなレイヤリングをしましょう。

これからの時期は、チェーンスパイクやアイゼンの携行をお願いします。

事前にチェーンスパイク、アイゼンの点検、整備をして登山靴に装着できるように調整しておきましょう。

正しくアイゼンを装着出来ていないと転倒、滑落等の事故に直結します。

アイゼンは登山靴にあわせて調整が必要で、装着の仕方を確認しておきましょう。

山岳遭難時の対応

haru1登山中に道迷いや滑落などのアクシデントに遭遇した場合には、

  1. まずは落ち着いて、周りの状況を認識しましょう。
  2. 自力で対処不能な場合には110番通報して救助要請を行い、警察官に現在の状況を説明してください。
  3. 都県境の稜線では、110番通報が東京都、山梨県、長野県につながることがあります。通報時には、自分の位置情報を正確に伝えてください。(例・「○○県と○○県の境界にある△△山にいます。」)
  4. 無理にその場を動かず、救助を待ちましょう。(110番通報後に行動されてしまうと、どこにいるのか把握ができなくなります。)

 

情報発信元

地域総務課