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更新日:2023年12月4日

登山の基本

  • 朝早い時間に出発、目的地に早く到着する
  • 単独登山(ソロ)を避け、経験豊富なリーダーを中心としたパーティーを編成する
  • 体力・技術に合わせた登山ルートの設定、時間的に余裕のある登山計画を作成する
  • 基本的な装備品を携行・活用(地図、コンパス、雨具、防寒着、照明具、非常食、登山(沢)靴など)する
  • 天候情報の収集を行い、予想外の天候に注意する
  • 万全な体調で入山する
  • 携帯電話を活用(緊急時の連絡手段…圏外も多く過信は禁物)する
  • 遭難を想定した危機管理能力(セルフレスキュー)を向上させる
  • 通行禁止となっている登山道は通行しない
  • 地図や山岳ガイドブックは最新のものを活用する(過去に通行することができた登山道が、既に廃道となっている場合や、通行できる登山道が載っていない場合があるため)
  • 登山計画の事前作成と届出(登山届の提出)

※単独登山は、道迷いや転滑落等の思わぬトラブルが発生した場合、全て一人で対処しなければならず、そのための知識、体力、技術、装備、判断力が必要となります。負傷して身動きがとれない、救助要請するにも携帯電話の電波が圏外で通じない等の不測の事態にも、同行者がいればお互いに協力して無事に助かる確率が高まると言えます。

 

登山届提出

 

冬の登山を楽しむための合言葉

 山頂は「ゆ・き・と・み・て」(雪と見て)登ろう!

~ゆとりある登山計画の作成と提出~

 早めの入山と下山を心掛け、ゆとりのある登山計画を作成しましょう。また、家族などの身近な人に登山計画を知らせ、登山届を提出してください。

~気温、天候の変化に注意~

 麓は雨でも山頂付近は、降雪の場合があります。事前に天候情報を収集して天候の悪化が予想される場合は、登山の中止又は延期を検討してください。

~凍結箇所に注意~

 わずかな凍結区間であっても、こまめにアイゼンを装着してください。凍結箇所が落ち葉や雪で埋もれている場所があり、特に日当たりの悪い場所では慎重に歩くようにしてください。

~道迷い注意~

 積雪で登山道が不鮮明になり、先行者や自分の足跡も短時間で消えてしまうこともあります。必ず地図や登山アプリ等を携行するとともに、常に現在地と進行方向を確認してください。

~低体温、凍傷に注意~

 気温が著しく低下するこの季節は、低体温や凍傷を発症する危険性が高まります。必ず合羽や防寒着を携行し、身体を冷やさないように注意してください。

冬山雲取山

 

山岳遭難時の対応

登山中に道迷いや滑落などのアクシデントに遭遇した場合には、

  1. まずは落ち着いて、周りの状況を認識しましょう。
  2. 自力で対処不能な場合には110番通報して救助要請を行い、警察官に現在の状況を説明してください。(都県境の稜線では、110番通報が東京都、山梨県、長野県につながることがあります。通報時には、自分の位置情報を正確に伝えてください。(例・「○○県と○○県の境界にある△△山にいます。」)
  3. 無理にその場を動かず、救助を待ちましょう。(110番通報後に行動されてしまうと、どこにいるのか把握ができなくなります。)

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情報発信元

地域総務課