令和5年第1回春日部警察署協議会開催概要
開催日
令和5年4月24日(月曜日)
開催場所
春日部警察署道場
出席者
協議会委員:会長以下10人
警察署:署長以下5人
議事概要
報告
警察署から、次のとおり報告がなされた。
1.前回諮問事項「年末年始における高齢者交通事故抑止対策について」の答申に対する取組状況
ア 高齢者等に対する交通事故防止に係る具体的な情報発信活動の強力な推進
- 交通事故防止に関する情報をミニ広報紙に掲載
- コミュニティバスに交通事故防止に関するポスターを掲示
- 商業施設等において交通安全指導及び反射材等啓発品を配布するなどのキャンペーンを実施
イ 交通安全教育と広報啓発活動の継続的な推進
- 高齢者施設やゲートボール場等に赴き、高齢者が関係する事故の状況説明や、ハンドサインの励行などの交通安全教育を実施
- 管内の公的機関に赴き、交通安全及び高齢者の交通事故防止に関する講話を実施
ウ 高齢者等が利用する生活道路等での交通指導取締りの強化
- 歩道が設置されていない生活道路において交通指導取締りを実施
- 信号機のない交差点に対する現場診断を実施し、道路標示を追加
2.令和4年11月及び令和5年3月の業務推進状況
- 特殊詐欺被害認知状況及び地域安全活動状況
- 刑法犯認知及び検挙状況
- 交通事故発生状況及び冬の交通安全運動を含む情報発信・安全教育等の状況
諮問
署長から、
- 特殊詐欺被害の未然防止を図るため、市民の方々への注意喚起方策
に関し、住民の視点に立った意見について、諮問がなされた。
答申
協議会から、次のとおり答申がなされた。
- 市民が被害に遭わないよう、関係機関や関係団体と緊密に連携した広報活動を推進してください。
- 電話の相手に対し、録音している旨を伝える防犯機能付き電話等を周知したり、電話を受けた方が冷静に対応し、家族等に確認する大切さについて広報するなど、幅広く市民が防犯意識を高められる広報活動を推進してください。
- 引き続き迅速・的確な情報発信をしてください。
意見、要望
委員から、
- 信号機のない交差点で車が止まらないという市民の意見に対して現場診断を行ったとの報告を聞き、署員の皆さまが様々な視点で、安全・安心のため努力している姿がよくわかり安心した。
- 雨の夜は道路のセンターラインも見にくくなりますが、ゼブラ等の標示を加えたり、白線を書き直すなどの活動は真に交通事故防止につながる。
- 交通事故防止に関し、私たち市民も自分で自分を守るといった観点から、左右をしっかり確認して横断することが大切であると改めて考えさせられた。
- 県警のホームページに掲載されている「詐欺犯人の生の声」を聞かせてもらったが、丁寧なしゃべり方だからといって騙されないよう注意する必要があると思った。
等といった意見や質問がなされ、警察署から説明がなされた。