ホーム > 暮らしの安全 > 水難情報 > 水の事故を防ぐために

ここから本文です。

更新日:2023年6月19日

水の事故を防ぐために

夏も本番となりました。この時期は、川やプールでの遊泳、レジャーなど、水辺に涼を求める人が多くなるとともに、水の事故が多発します。基本的なルールを守って楽しみましょう。

1 2 

荒川上流(長瀞町)

埼玉県内の水難発生状況(過去5年間)

埼玉県内の水難は、7~8月に多い傾向があります。

毎年、死亡事案があり、昨年(7~8月)は、7人の方が亡くなっています。

3

7~8月における水難の特徴

  1. 発生場所は、河川が多い。
  2. 30歳未満の水難者が半数を占める。(過去5年)4s
  3. 水遊びや遊泳・水泳中の発生が多い。
  4. 飲酒して遊泳すると溺れやすい。
  5. 親が子供から目を離すと溺れやすい。

 

 

水で遊ぶときの基本的なルール

  1. 遊泳禁止場所や危険な場所では遊泳しない。
  2. 保護者は子供から目を離さない。
  3. 水辺では小さい子供だけでは遊ばせない。
  4. 遊泳、ボート遊び等で河川に入る場合、救命胴衣(ライフジャケット)を着用する。
  5. 飲酒、体調不良時は遊泳、水遊びをしない。
  6. 増水時は川に近づかない。
  7. 水難事故を見たら、すぐに警察(110番)消防(119番)へ通報する。

魚釣りを楽しむ際の基本的なルール

  1. 増水した河川や沢には近づかない。 5
  2. 天気予報を確認し、水位の変化に注意する。
  3. ライフジャケットを着用し、万が一に備える。
  4. 河川敷や岩場は滑りやすいので注意する。
  5. 渓流釣りで山に入る際は、登山届を提出する。

※登山届の提出はこちら→登山届の提出

荒川(長瀞)における水難防止

夏期、長瀞の荒川河川敷には多くのレジャー客が訪れます。

この区域は急流箇所が多く、例年多くの水難事故が発生します。

長瀞へレジャーに行く方は、急流河川の危険性をよく認識しましょう。

また、秩父警察署では、荒川においてラフトパトロール活動を行い、水上からレジャー客に対して広く水難防止を呼び掛けています。

6 7

ラフトパトロールの状況(秩父警察署)

急流河川の危険性

1.流れの速さや動水圧(水流の圧力)による危険

  • 岸からは水面が穏やかに見えても、流れは速く、動水圧(流水の圧力)は強いため、岸にたどり着けず、流され溺れることがあります。
  • 動水圧(流水の圧力)で水中の岩に身体が張り付き、又は岩の下に引き込まれて溺れることがあります。

2.危険箇所が多く流れが複雑

  • 瀬(流れが速く水深が浅い場所)、岩、地形などにより、複雑な流れ(渦や噴流など)で体が水中に引き込まれることがあります。
  • 水流が落ち込む場所では、身体が捕捉され脱出困難になることがあります。
  • 浅瀬から急に2メートル以上の深みになる所もあります。
  • 水深が浅くても、水中の岩に足が挟まれて溺れることがあります。

3.事故の発見が遅れる可能性

  • 溺れたり流されたりした場合、発見が遅れる可能性があります。

(監視員やパトロール員は、全ての場所に常にいる訳ではありません。)

4.増水時の認識不足

  • 雨天後等の増水に気付かずに入水し、濁流に飲まれてしまう可能性があります。

8 9

                 増水時の状況

10 11ss

情報発信元

地域総務課