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更新日:2024年3月12日
■紹介する業務:交通安全教育
業務内容
交通総務課の交通教育指導係では、交通安全教育指導班「ふれあい」として、幼稚園や保育園、小・中・高等学校、企業・高齢者等あらゆる年代の方々を対象に、県下全域に赴き、交通安全教育を実施しています。
交通教育指導班「ふれあい」では、
・パネルなどを使用した目で見て分かりやすい教育
・実際に横断歩道を渡るなどの体験型の教育
・受講者の年齢や地域、日頃の交通手段などに合わせた教育
・常に最新の交通事故情勢や事故事例を紹介
等を行い、効果的な交通安全教育を目指して活動をしています。
↑【幼稚園・保育園】
幼稚園や保育園では、パネルシアターや腹話術人形を用いて、園児の興味を引き付け、信号機の色の意味や正しい道路の渡り方の指導を行っています。
↑【小学生】
小学校では、正しい道路の渡り方をはじめ、車の死角や内輪差、自転車のルールについて指導を行っています。
↑【企業】
企業では、危険予測力の向上を図るシミュレーター(KYT・危険予測トレーニング)を使用するなど、運転者向けの交通安全教育を実施しています。
また、中、高、大学生には、パワーポイントを用いて交通事故情勢や交通ルール等の指導を行い、高齢者の方に対しては、パワーポイントや体操を交えた体験型の交通安全教育を実施しています。
↑【イベント会場】
イベント会場では、交通ルールや交通事故防止についてお伝えしていますが、会場の皆様に楽しんでいただけるよう、交通安全にまつわるクイズ大会等を行っています。
交通安全教育は、交通事故抑止の基本として、重要な役割を担っています。
すぐに効果が見えるものではありませんが、1回の交通安全教育が受講者の心に響き、安全意識が高まり、そして安全な行動につながるよう日々効果的な交通安全教育となるよう心掛けています。
受講者の方から「交通事故を起こさないように、交通事故にあわないように気をつけます。ありがとうございました。」との言葉をいただくときが、この仕事に一番のやりがいを感じます。
■紹介する業務:交通鑑識
業務内容
県内において発生する死亡ひき逃げ事件、難解な多重衝突事故や車両火災等、特に、社会的に反響の大きい交通事件現場で鑑識活動を行なうのが、交通鑑識です。
を行なうなど、交通事故捜査を支援しています。
特に、ひき逃げ事件の現場では、犯人に結び付くメッセージを探し出します。
その場に残された塗膜片やガラス片等の手がかりに加え、車両や衣服に付着する資料を繊細かつ緻密に探し「物が語る声」を聞き出すことで、事件の解決に結びつけるのです。
交通鑑識は、交通事件事故捜査の「最後の砦」であると考えながら、常にプロ意識を持って業務に取り組んでいます。
「逃げ得は絶対に許さない」という信念の下、一つでも多くの物的証拠を探すように、日々心懸けています。
道路上のわずかな痕跡から、事故形態や事故原因を推測する交通鑑識の活動は、一見地味なものに見えるかもしれません。
しかし、ひき逃げ事件等において、自分が見つけた塗膜片やガラス片を分析したり、散乱した部品を修復するなどして、逃走車種が特定され、犯人の検挙に結びついたときは、とても充実感があります。
また、被害関係者から、無念が和らいだとの声を受けたときは、誇りと使命感を強く感じるとともに、治安維持に大きく役立てていると感じます。
■紹介する業務:交通機動巡ら
業務内容
交通機動隊は、排気量1300ccの白バイを駆使し、
など、道路交通の安全と円滑を図ることを主な任務としています。
交通事故は誰でも加害者や被害者になり得ることから、自動車運転者だけでなく、自転車利用者や歩行者に対しても交通ルールの遵守やマナーの醸成を図り、悲惨な交通事故を1件でも減らすことを使命として日々パトロール活動を行っています。
また、マラソンやパレードなどの先導をはじめ、児童への交通安全指導を行うほか、東日本大震災や熊本地震のような大規模災害が発生したときは、広域緊急援助隊としていち早く災害現場に赴き、被災地域の被害状況等の調査活動を行ったり、救助活動が円滑に行えるよう緊急交通路の確保や混乱した地域での交通整理などの活動も行います。
交通機動隊は、交通指導取締りを通じて、交通違反者等に交通ルールやマナーを遵守する必要性や重要性を認識していただくことを目的に活動しています。
交通機動隊には、厳しい白バイ乗務訓練に耐え、専門的な教育を受けた警察官でなければ入隊することができないため、交通機動隊に入隊し、憧れの青い乗車服を身に着けて、自分専用の白バイを貸与されたときの喜びは、一生忘れることはなく、交通指導取締りを続けていく上での支えとなっています。
交通指導取締りに際しては、「悲惨な事故を1件でも減らしたい」という気持ちで誠意を持って説明し、交通違反をした人から理解を得られたときや、パトロール中に子ども達から手を振られたり、激励の声を掛けられたときなどは、とてもうれしく仕事の励みになっています。
■紹介する業務:高速道路交通警察隊
業務内容
高速道路交通警察隊は、県内の高速道路の交通安全と円滑を維持するため、日々交通指導取締り及び交通事故捜査に従事しています。
高速道路上での交通違反は、大きな事故を引き起こす危険性があり、悲惨な事故を一件でも減らすために毎日の交通取締り活動に従事しています。
運転手さんが、自分の運転の危険さに気づいて見直してくれた時などは、やりがいを感じます。
また、高速隊にしか配備されていないパトカーを運転し、交通取締り活動や交通事故捜査ができることや、埼玉県内の高速道路は自分たちが守っているという責任の重さにやりがいを感じます。
上司、先輩は、交通警察官としての知識が豊富であり、交通警察に携わる上で必要なことを教えてもらえるところも魅力だと思います。
さらに、警察署では経験することができない特殊な現場であり、「秒速の中で基本を実践する」という緊張感にやりがいを感じます。
また、女性警察官が活躍できる職場でもあります。
「仕事は楽しく、家庭を大切に・・・」を合言葉に、毎日頑張っています。
■紹介する業務:技能試験
業務内容
運転免許試験課は、
があります。
技能試験は、県公安委員から指定された技能試験官が、正しい交通ルールで、自動車の正しい運転操作ができているかを適正かつ公平に判断して合否判定を行ない、合格者を交通社会に送り出しています。
技能試験官は、受験者の運転技量を1対1で直接判断し、採点します。特に路上試験は、刻々と変化する交通事情の中で、常に緊張感を持って真剣勝負で試験を行っています。
そういったところに「やりがい」を感じています。
合格された方からは感謝されることが数多くありますが、中には不合格になった方から、厳しい言葉を言われることもあります。
しかし、受験者が様々な道路事情において、交通事故や交通違反を犯さずに安全に自動車を運転することができるかを短い試験時間の中で見極め、合格者を安全で優良なドライバーとして送り出すことが私たちの使命です。
一件でも悲惨な交通事故を減少させ、安全で安心して暮らせるまちづくりのために、日々真剣勝負で取り組んでいます。
■紹介する業務:運転免許の行政処分の執行
業務内容
運転管理課は、道路交通の安全を確保するために悪質で危険な運転者に対して運転免許の取消や停止といった行政処分を行う部署です。
具体的には、
・交通違反等の書類審査と点数登録
・一定の基準に達した人に対する行政処分
が主な業務になります。
悪質で危険な運転者を野放しにしないためにはスピーディな処理が望まれるため専門的知識が求められます。
一方で運転免許に制限をかけるため、公正に行う必要もあり、重大な責任を担っていますが、交通事故から国民の安全を守るというやりがいのある仕事です。
情報発信元
警務課採用センター
電話:048-832-0110(代表)