山岳救助隊小鹿野班は、令和6年2月8日、両神山において山岳訓練を行いました。 2月の厳しい寒さの中、雪山ラッセル(雪をかき分けて進むこと)や、凍った滝でのアイスクライミング、急斜面の降下等を繰り返し実施しました。 令和5年中、埼玉県内では過去最多となる94件107名(前年比+7件増)の山岳遭難が発生し、負傷程度の内訳は死亡8名、重傷29名、軽傷20名、負傷なし50名となります。 94件の山岳遭難のうち、登山届が提出されていたのは30件で、まだまだ登山届を提出することが浸透されていない状況が見受けられました。 登山届を作成することで、計画している登山行程が自分の力量に見合ったものか、事前に検討、確認することで安全登山に繋がります。 また、家族や救助機関等に提出することで万が一、遭難してしまった際、救助活動の重要な手がかりとなりますので、登山する際は登山届の提出をお願いします。 |