ホーム > 交通安全 > その他規則等の改正情報 > 埼玉県道路交通法施行細則の一部改正(平成21年7月1日施行)

ここから本文です。

更新日:2014年12月25日

埼玉県道路交通法施行細則の一部改正(平成21年7月1日施行)

埼玉県道路交通法施行細則の一部改正(平成21年7月1日施行)-軽車両の乗車人員など

1.埼玉県道路交通法施行細則の改正趣旨

近年、全国的に自転車に関係する交通事故が増加傾向にあり、自転車利用者の交通マナーが社会問題化しております。
このような現状から、平成20年6月1日、自転車の交通秩序を整序化し、自転車の安全利用を促進するため、自転車の通行ルール等に関する改正道路交通法が施行されました。また、これと同時に「交通の方法に関する教則」も改正され、自転車運転者に関して

  • 携帯電話を操作しての運転
  • ヘッドホンの使用などの周囲の音が十分聞こえなくなるような状態での運転

について「やめましょう」と規定されました。

本県においても、携帯電話やヘッドホン使用等による自転車の危険な運転行為が散見され交通上の危険も認められます。
このような現状から、今回、埼玉県道路交通法施行細則を一部改正し、

自転車乗車中の携帯電話使用等の運転

及び自転車を含めた車両に対する改正として、

高音でカーラジオ等を聴く、イヤホーン等を使用してラジオ等を聴く

など安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態での車両の運転等を禁止規定として盛り込み、本県での道路における危険を防止し、交通の安全を図ろうとするものです。

また、子育てを行う保護者の交通手段として、幼児2人同乗用自転車に限り、幼児2人同乗を可能とする規定を新設しました。

2.改正の概要

(1)軽車両の乗車人員に係る規定の整備

軽車両の乗車人員については、道路交通法第57条第2項の規定に基づき、埼玉県道路交通法施行細則おいて例外規定として、

16歳以上の運転者が、6歳未満の者を幼児用座席に乗車させている場合

又は、

16歳以上の運転者が、4歳未満の者をひも等で確実に背負っている場合

については2人の乗車が認められておりました。

しかし、幼児を持つ保護者が必要に迫られて幼児2人同乗を行っている実態があり、子育てを行う保護者の交通手段として、幼児2人同乗に対する要請があると認められ、これらを踏まえれば、安全に走行できる幼児2人同乗用自転車に限り、同乗を認めることが適当であることから、幼児2人同乗を可能とする規定が新設されました。

従来の規定

3人乗車を認める規定はありませんでした。

改定後

埼玉県道路交通法施行細則 第8条(軽車両の乗車又は積載の制限等)に「運転者が、幼児二人同乗用自転車(運転者のための乗車装置及び2の幼児用座席を設けるために必要な特別の構造又は装置を有する自転車をいう。)の幼児用座席に6歳未満の者2人を乗車させている場合又はその幼児用座席に6歳未満の者1人を乗車させ、かつ、4歳未満の者をひも等で確実に背負っている場合3人」と規定されました。

(2)自転車乗車中の携帯電話使用等による片手運転及び安定を失うおそれのある運転の禁止

自転車利用者による交通ルールを無視した通行マナーの悪さに対する批判、及び自転車乗用中の携帯電話使用に対する取締り要望を受け、自転車乗用中の携帯電話使用等に対する指導取締りを積極的に実施し、自転車の交通秩序整序化を図るため、直接的な根拠規定として自転車乗用中の携帯電話使用等に対する禁止規定が設けられました。
この規定に違反した場合の罰則は、「5万円以下の罰金」となります。

従来の規定

埼玉県道路交通法施行細則第10条第4号(運転者の遵守事項)

「かさをさし、物をかつぎ、物を持つ等視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で、大型自動二輪車、普通自動二輪車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」

改定後

埼玉県道路交通法施行細則 第10条第6号(運転者の遵事項)に「自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持しての通話若しくは操作をし、又は画像表示用装置に表示された画像の注視をしないこと」と規定されました。

(3)高音でカーラジオ等を聴く又はイヤホーン等の使用による周囲の音が十分に聞こえないような状態での車両の運転の禁止

緊急自動車のサイレンや自動車の警音器が聞こえないなど、交通事故につながるおそれがあるため、音量を上げてカーラジオ等を聴いたりイヤホーン等を使用して周囲の音が十分に聞こえない状態での車両の運転が禁止されました。
この規定に違反した場合の罰則は、「5万円以下の罰金」となります。

現行

規定はありません。

改正後

埼玉県道路交通法施行細則 第10条第7号(運転者の遵守事項)に「高音でカーラジオ等を聴く、イヤホーン等を使用してラジオ等を聴くなど安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。」と規定されました。

(4)運転免許の条件変更による聴覚障害者標識表示車両の保護規定の整備

昨年6月1日からの改正道路交通法(以下「道交法」という。」の施行により、これまで欠格事由に該当し運転免許を取得することができなかった聴覚障害者についても一定の条件(普通乗用車に限定、特定後写鏡(ワイドミラー)の装着、聴覚障害者標識の表示)を満たすことにより、普通免許を取得することができるようになりました。
また、これらの聴覚障害者が運転する普通乗用車に対しては、初心運転者標識や高齢運転者標識等の表示車と同様に、周囲の自動車の運転者による幅寄せ、割り込み等が禁止(道交法第71条第5号の4)されました。一方、現に補聴器条件の運転免許を有する者(以下「補聴器条件者」という。)から補聴器を使用せずに運転したい旨の希望があった場合、臨時適性検査の実施と実車指導、教育等により、補聴器条件に加えて「補聴器を使用しない場合は特定後写鏡で聴覚障害者標識を付けた普通乗用車に限る」との条件を付して、普通乗用車の運転を認めることになりました。
この条件に従って運転する者は、補聴器を用いた場合の聴力が適性検査の基準に達していることから、道交法第71条の6第1項に規定する「政令で定める程度の聴覚障害」に該当しないため、聴覚障害者標識を表示していても、周囲の自動車の運転者による幅寄せや割り込みの禁止規定(法第71条第5号の4)の適用がありません。
よって、補聴器を使用せずに運転する場合に聴覚障害者標識の表示を条件として付された者に対する幅寄せ等の禁止規定を埼玉県道路交通法施行細則に設けました。
この規定に違反した場合の罰則は、「5万円以下の罰金」となります。

従来の規定

規定はありません。

改正後

埼玉県道路交通法施行細則 第10条第14号(運転者の遵守事項)に「自動車を運転する場合において、法第91条の規定により補聴器を使用しない場合は法第71条の6第1項に規定する標識を付けるべきこととする条件を付されている者が補聴器を使用しないで表示自動車(当該標識を付けた普通自動車をいう。以下この号において同じ。)を運転しているときは、危険防止のためやむを得ない場合を除き、進行している当該表示自動車の側方に幅寄せをし、又は当該自動車が進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる表示自動車が当該自動車との間に法第26条に規定する必要な距離を保つことができないこととなるときは進路を変更しないこと。」と規定されました。

3.施行日

平成21年7月1日

お問い合わせ

交通企画課 

電話:048-832-0110(代表)