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更新日:2020年9月17日

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特殊詐欺の発生状況と被害の特徴

特殊詐欺の被害に遭わないために

令和2年8月末現在の特殊詐欺の被害件数は652件、被害金額は11億8,507万円と前年同期に比べて被害件数、被害金額ともに減少しています。しかしながら、依然として警察官、金融機関職員、百貨店店員及び家電量販店店員等を装ってキャッシュカードをだまし取ってお金を引き出す手口やキャッシュカードをすり替え盗み取る手口が発生しています。このほかにも、還付金があると言葉巧みに無人ATMなどに誘導し、現金を振り込ませる手口、はがきやメールで未納料金等と称して電子マネーや現金をだまし取る手口も発生しています。また、犯人から自宅に詐欺の電話がかかってきたという通報は毎日、数多く寄せられています。

「うちの親は大丈夫だ」、「自分はだまされるはずがない」と考えず、ふだんから家族や身近な人と気軽に相談できる環境を築き、万一のために家族で合言葉を決めたり、犯人からの電話をとらなくてすむように在宅中も留守番電話にセットしたり、防犯機能付き電話を使用するなどして、被害に遭わないための対策をとりましょう。

※特殊詐欺の類型についての説明

被害の特徴

警察官、金融機関職員、百貨店店員及び家電量販店店員等を装いキャッシュカードをだまし取ったり、すり替え盗み取る手口が発生しています。キャッシュカードをだまし取る手口は「あなたのキャッシュカードが悪用されている。偽造されている可能性があるため、キャッシュカードを交換する必要がある。」等と言い、キャッシュカードやクレジットカードをだまし取るものになります。また、キャッシュカードをすり替え盗み取る手口は、犯人があらかじめ用意した封筒に、被害者自らキャッシュカードや暗証番号が書かれたメモを入れさせ、封印するために「印鑑を持ってきてください。」等と言い、被害者が封筒から目を離したすきに別の封筒とすり替えキャッシュカードを盗み取る手口です。被害に遭わないよう「キャッシュカードは渡さない。暗証番号は教えない。」ようにしましょう。

また、市役所職員や金融機関職員等を装い「還付金の手続があります。」等と言い、ATMを操作させ口座から預金を送金させる手口の詐欺が増加しています。『還付金』という言葉以外にも『払戻金』、『過払い金』、『手続票の再発行』等と言いATMを操作させる場合もあります。ATMで還付金を受けることは出来ません。『ATMで還付金』は詐欺です。

認知件数・被害金額(カード引出額を含む)

特殊詐欺認知件数と被害金額の推移(平成22年から令和元年)は、次表のとおりです。

特殊詐欺被害累計令和2年8月末

注1:認知件数は、平成22年までは振り込め詐欺のみ、平成23年からはその他の特殊詐欺、平成29年からキャッシュカード詐欺盗を含む。

注2:被害金額は、平成25年からだまし取ったキャッシュカードにより引き出された金額、平成29年からすり替え盗み取られたキャッシュカードにより引き出された金額を含む。

手口別の特徴と発生状況(令和2年8月末)

  • オレオレ詐欺は、息子や孫等を装い、会社資金遺失名目や事件事故の示談金名目等で現金をだまし取る手口になります。前年同期に比べて被害件数、被害金額ともに増加しています。
  • 預貯金詐欺は、警察官や市役所職員などを装い銀行口座不正利用名目やキャッシュカードの交換名目にキャッシュカードを不正にだまし取り、あらかじめ聞き出しておいた暗証番号により預貯金を払い出す手口になります。前年同期に比べて被害件数、被害金額ともに減少しています。
  • 架空料金請求詐欺は、有料サイトや消費料金等についてメールやはがきで知らせ、利用料金未納等の名目で電子マネーを購入させてID番号を聞き出し、だまし取る手口になります。若年層から高齢層まで幅広い世代が被害に遭っています。前年同期に比べて被害件数、被害金額ともに減少しています。
  • 融資保証金詐欺は、電話や電子メール等で融資が受けれると信じ込ませ、保証金や手数料等名目で現金を振り込ませる手口になります。前年同期に比べて被害件数は減少していますが、被害金額は増加しています。
  • 還付金等詐欺は、市役所職員等を装って、医療費や保険料の還付金名目で自らATMを操作させ、現金を振り込ませる手口になります。前年同期に比べて被害件数は減少していますが、被害金額は増加しています。
  • キャッシュカード詐欺盗は、警察官や金融機関職員などを装い犯罪被害の予防や被害回復名目等でキャッシュカードをすり替え盗み取り、あらかじめ聞き出しておいた暗証番号により預貯金を払い出す手口になります。前年に比べて被害件数、被害金額ともに減少しています。

被害(令和2年8月末暫定値)

区分

認知件数

前年同期比

被害金額

内カード引出額

前年同期比

特殊詐欺全体

652件(52件) -323件 11億8,507万円 3億1,468万円 -4億8,923万円

オレオレ

212件(21件) +16件 5億4,180万円 2,914万円 +392万円

預貯金

202件(31件) -237件 1億8,701万円 1億8,701万円 -2億5,558万円

架空料金請求

66件(0件) -34件 2億2,466万円 0万円 -9,861万円

融資保証金

9件(0件) -1件 1,861万円 0万円 +813万円

還付金

81件(0件) -21件 1億1,102万円 0万円 +99万円

その他

5件(0件) +4件 328万円 0万円 -6,450万円

キャッシュカード詐欺盗

77件(0件) -50件 9,866万円 9,852万円 -8,359万円

被害(令和元年確定値)

区分

認知件数

前年同期比

被害金額

内カード引出額

前年同期比

特殊詐欺全体

1,459件(110件) -111件 24億5,776万円 8億9,077万円 -3億1,092万円

オレオレ

266件(39件) -100件 7億3,284万円 0万円 -2億3,637万円

預貯金

634件(66件) -64件 6億1,094万円 5億6,398万円 -2億376万円

架空料金請求

146件(2件) -66件 4億2,709万円 482万円 -1億4,883万円

融資保証金

21件(0件) +6件 1億1,644万円 0万円 +6,875万円

還付金

154件(0件) +25件 1億7,992万円 0万円 +3,474万円

その他

2件(0件) -2件 6,855万円 0万円 +5,732万円

キャッシュカード詐欺盗

236件(3件) +90件 3億2,196万円 3億2,196万円 +1億1,723万円

注1)カッコ内は未遂件数です。

注2)被害金額は1万円未満を切り捨てた金額です。

注3)被害金額には、だまし取ったキャッシュカードや、すり替えられたキャッシュカードにより引き出された金額を含む。

注4)その他とは、特殊詐欺の類型「金融商品詐欺」「ギャンブル詐欺」「交際あっせん詐欺」「その他の特殊詐欺」の4類型を合計したものになります。

月別の発生状況

月別発生状況(令和2年8月末暫定値)

特殊詐欺月別被害令和2年8月末

月別発生状況(令和元年中確定値)

特殊詐欺月別被害令和元年確定値

被害分析結果

特殊詐欺の被害者の性別や年齢は、次表のとおりです。

令和2年8月末暫定値

特殊詐欺全体の被害者のうち、65歳以上のかたが87.6パーセント、女性が74.1パーセントを占めています。

特殊詐欺世代別被害令和2年8月末

令和元年中確定値

特殊詐欺全体の被害者のうち、65歳以上のかたが87.9パーセント、女性が77.4パーセントを占めています。

特殊詐欺世代別被害令和元年確定値

 

被害者の特徴

特殊詐欺の被害者は10歳代以上のかたから各年代に見られます。

手口によって被害に遭われたかたの年齢が異なります。

令和2年8月末暫定値

年齢

10歳代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳代 90歳以上 合計

特殊詐欺全体

2 7 3 9 26 96 251 250 8 652

オレオレ

0 0 0 0 1 7 89 112 3 212

預貯金

0 0 0 0 3 8 85 101 5 202

架空料金請求

2 4 2 8 14 14 18 4 0 66

融資保証金

0 1 1 1 2 2 2 0 0 9

還付金

0 0 0 0 3 55 22 1 0 81

その他

0 2 0 0 1 2 0 0 0 5

キャッシュカード詐欺盗

0 0 0 0 2 8 35 32 0 77

令和元年確定値

年齢

10歳代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳代 90歳以上 合計

特殊詐欺全体

3 10 9 28 63 188 544 593 21 1,459

オレオレ

0 0 0 1 2 19 118 124 2 266

預貯金

0 0 0 0 5 18 256 341 14 634

架空料金請求

3 10 6 19 36 28 32 12 0 146

融資保証金

0 0 2 4 4 6 3 2 0 21

還付金

0 0 0 2 10 96 34 12 0 154

その他

0 0 0 0 2 0 0 0 0 2

キャッシュカード詐欺盗

0 0 1 2 4 21 101 102 5 236

(単位:件)

注1)その他とは、特殊詐欺の類型「金融商品詐欺」「ギャンブル詐欺」「交際あっせん詐欺」「その他の特殊詐欺」の4類型を合計したものになります。

市町村別被害発生状況

特殊詐欺の被害に遭ってしまったと届出のあった件数を、被害に遭われたかたの居住地(市町村)別に集計しました。
お住まいの地域の被害状況を確認するとともに、被害に遭わないように対策をお願いします。

市町村別特殊詐欺被害発生状況:令和2年8月末暫定値(PDF:238KB)

市町村別特殊詐欺被害発生状況:令和元年中確定値(PDF:245KB)

特殊詐欺の犯人からの電話(予兆電話)を受けたと通報していただいた件数を、市町村別に予兆通報件数として集計しました。
お住まいの地域の予兆通報件数を確認するとともに、予兆電話を受けた際には通報をお願いします。

市町村別予兆通報件数:令和2年8月末暫定値(PDF:207KB)

市町村別予兆通報件数:令和元年中確定値(PDF:209KB)

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