ホーム > 暮らしの安全 > サイバー犯罪 > サイバー犯罪に関する注意喚起情報 > 偽サイトにご用心!そのサイトで購入して大丈夫?

ここから本文です。

更新日:2023年9月19日

偽サイトにご用心!そのサイトで購入して大丈夫?

偽サイトとは

検索サイトを通じてアクセスしたショッピングサイトを利用し、「代金を支払ったにも関わらず商品が届かない」などの被害相談が依然として高い水準で推移しています。
偽サイトとは、

  • 他のサイトでは完売した商品を販売しているように見せかける
  • 商品の価格を格安表示したり、大幅な割引率を表示してアピールする

などして客の購買意欲をあおったうえ、金銭だけでなく、個人情報やクレジットカード情報などを騙し取ったりする極めて悪質な詐欺ショッピングサイトのことをいいます。

偽サイトの巧妙化

これまでは、通信が暗号化されていない(URL表示部分に「鍵のマーク」が無い、URLが「https://」から始まっていない)もの、日本語表記が不自然、事業者名などの情報が不正確(実在しない住所や無関係の会社名、個人の電話番号など)といった特徴がありましたが、最近は

  • SSL暗号化通信されたURLを使用し、安全性・信頼性を装う
  • 日本語表記に不審点がほとんど無く、利用者を信用させる
  • 連絡先、会社概要等の表記を改変し、正規サイトを特定しづらくする

など、手口が巧妙化している状況となっています。

注意:これらに該当するサイトの全てが偽サイトとは限りません。

また、これらの特徴に該当しない偽サイトもインターネット上に数多く存在します。

検索サイトからショッピングサイトを利用する場合

改ざんされた正規のショッピングサイトから、知らぬ間に詐欺サイトに誘導される手口もあります。
自分が意図していないサイトに自動転送されていないか、URLを確認するなど、十分注意してください。

被害に遭わないための対策

  • サイトURLに不審な点が無いかを確認する(英数字の羅列のみで対象サイトの名称と関連性が無い、URLの末尾が「.top」「.cfd」「.best」など見慣れないドメインである)
  • 会社概要、販売者情報を確認する(所在地、法人名、責任者氏名、電話番号等の各種情報の整合性があるかどうか)
  • 支払方法を確認する(銀行振込のみ・クレジット支払いのみ等決済方法に選択肢が無いものや、個人名義の銀行口座振り込みの場合は特に注意)

被害に遭ってしまったら

  • 取引時の画面、相手とやり取りしたメールの内容、相手の口座番号、振込記録等の資料とともに警察署に相談する
  • 口座振込やクレジットカード払いした場合には、関係する金融機関やクレジットカード会社に被害の連絡する
  • 詐欺サイトで登録したメールアドレス・パスワード等のユーザ情報を他のサイトでも利用している場合には、すぐに変更する

oshirase1

1

情報発信元

 サイバー対策課